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TOEIC900点以上の人はCNNを聞き取れるのか

TOEIC900点以上というと神のように崇められることがよくありますが、実際どうなのでしょうか。例えば、英語のニュースの定番であるCNNは聞き取れるのでしょうか。

結論から言うと、100%聞き取るというのは難しいと思います。私自身、900〜950点をうろうろしておりましたが、CNNを完全に理解するのは正直結構厳しいです。もちろんそんなの余裕で聞き取れるわよ、という方もいらっしゃると思いますが、実際CNNを理解するには、英語のレベルだけではなく背景知識や専門用語が必要になってきます。TOEICの内容を見てみると、CNNで出てくるような専門用語や時事英語はほとんど出題されていません。つまり、TOEICはCNNを聞き取れるかどうかを計る尺度としては適切ではありません。

TOEIC900点だから英語の達人と思う人がいるかもしれませんが、それは早計です。まず、TOEICとはどのような試験なのか、その特徴をちゃんと理解しておく必要があります。ウェブサイトには次のように書かれています。

TOEICテストは和文英訳、英文和訳などの技術ではなく、身近な内容からビジネスまで幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかということを測ります。

TOEICで高得点を取る人は、英語ができることに間違いはないのでしょうが、必ずしも英語でロジカルなエッセイをかけるわけでもなく、英文学作品をすらすら訳せるわけではありません。ですので、TOEIC900点以上の人にこれらを求めてもその期待に応えられないことがよくあります。実際にTOEIC満点でも英語を話すのは苦手という人や英作文ができないという人はいくらでもいると思います。

そもそも「英語ができる」というのは何を指しているのでしょうか。多くの人はぺらぺら流暢に話すことが「英語ができる」と思いがちですが、私は少し違うと思います。英文法の知識が正確であること、英語を綺麗な日本語に訳すこと、日本語を自然な英語に訳すこと、TIMEを辞書なしですらすら読めること、どれをとっても「英語ができる」ことだと思うのです。

もし英語を論理的に話せる人、時事英語を理解できる人、英語で論文がかける人などを求めるのであれば、それに応じた別のスケールが必要となってくるわけです。もちろんTOEICも英語のレベルを計る指標にはなると思います。しかし、TOEICで英語のあらゆる力を計ることはできないことを覚えておく必要があります。私が言いたいのは、たった一つの尺度で全てを判断するような姿勢は危険であるということです。

英語ができるようになりたいと思っている人はどのようになりたいのか具体的に思い浮かべて見ましょう。そして、その目標に応じて自分の勉強法や試験も慎重に選ぶ必要があります。TOEICは決して万能な英語の試験ではありません。あくまでも英語におけるある一分野の試験です。個人的には英検、TOEFL、IELTSの方がバランスの良い試験構成だと思います。

私の目標はTOEICで990点満点を取ることです。TOEIC990点満点の世界がどのようなものなのか自分自身で確かめてみたいというのがその理由です。そしてTOEICのことを語るにはやはり満点をとってからではないとその資格もないんじゃないかという思いもあります。990点で何が出来て、何ができないのか、自ら確かめてまた報告したいと思います。