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30歳サラリーマン米国株投資日記

35歳セミリタイアを目指してみる

海外口座&海外投資における3つの注意点

投資

投資関連書籍やブログを見ていると、中には海外投資を薦めるものがあります。もちろん私も香港や中国の口座を持っており、メリットもあると思いますが、海外口座を管理するのはそう簡単ではありません。今回は、海外口座を開設をする前に注意すべき3つのことについて書いてみたいと思います。

一つ目は外国語の運用力です。自分の力で口座開設ができるレベルまで外国語のレベルを高めておく必要があります。口座開設サポートといって、お金を払って海外口座開設を手助けしてもらうサービスがありますが、私はあまりおすすめできません。もし自分の力で口座開設ができないのであれば、おそらく自分で銀行へ問い合わせたり、ネットバンキングで指示したりするのも困難だと思います。そのような人は、何かトラブルが起きた際に自分で対処することができず、自分の資産を有効活用できなくなる可能性が高いです。例えば、郵送されたキャッシュカードが届かない、クレジットカードを電話でアクティベートしなければならないというケースです。これらの作業は外国語ができると思っている人でも経験がなければ思ったよりも困難ですし、労力も使います。こんな時にいちいち前述のようなエージェント経由で問い合わせるのも面倒ですし、別途手数料を徴収される可能性もありえます。その手間と費用を考えると、あえて海外に口座を開設するメリットがあるのかどうか疑問に思えてきます。

二つ目にタックスヘイブンは必ずしも非課税ではありません。これはありがちな勘違いとしてよく挙げられます。日本の居住者であれば原則として海外の収入にも課税されてしまいますので、たとえ海外投資で利益を得たとしてもそれを申告しなければ脱税となります。タックスヘイブンの利益を享受するためには少なくとも非居住者である必要があります。租税条約上、株式等の含み益については株式等を売却した者が居住している国に課税権があるからです。詳細は、別の記事に書きましたので興味のある方はご覧ください。

wakaiojisan.hatenablog.com

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三つ目は投資対象です。その投資商品は日本では絶対に購入できないものでしょうか。場合によっては日本人が購入できないという商品もあるので注意が必要です。また、その投資対象が本当に投資するに値するものなのか自分で必ず確かめましょう。中には、リターンはとてもよく見えるが手数料が異常に高かったり、一定期間換金できないなど流動性が低い商品であることもあります。これは日本で投資をする際にも言えることですが、自分がよく理解できないものに投資するのはあまり得策ではないでしょう。

このように、海外で口座を開設する前に、①外国語ができるか②税金の知識があるか③投資対象は吟味したかの3点についてもう一度考えてみましょう。この3点は最低条件ですので一つでも満たせなければ海外口座開設&海外投資は諦めた方がよいと思います。せっかく海外口座を開設して資産を移してもその資産を活用できなくなる可能性が大です。

つまり、海外口座を開設するのはある特定の条件を満たしたかなり少数の方に限られるということです。もちろん、海外口座のメリットもありますので、自分が開設する意義があるのかもう一度確認&納得したうえで行動に移されることをおすすめします。もちろんいずれも自己責任で行うべきです。