3年程前に中国語検定準1級に合格した時の勉強法と参考書を紹介したいと思います。
中国語検定を受けたことのある人なら知っているかもしれませんが、準1級に合格するのは決して簡単なことではありません。2級ならなんとか粘れそうだけど、準1級はレベルが違いすぎると思われる人も多いのではないでしょうか。
私自身も未だに準1級合格はまぐれだと思っており、もう一度受けたら多分落ちるでしょう。しかし、試験は結果が全て、受かったもの勝ちなので成功者として当時の勉強法と参考書を紹介したいと思います。
ちなみに準1級がどの位のレベルかというと次の通りです。
実務に即従事しうる能力の保証(全般的事項のマスター)
社会生活に必要な中国語を基本的に習得し,通常の文章の中国語訳・日本語訳,
簡単な通訳ができること。
それでは参考書と勉強法を紹介していきます。
①語彙
可能であればちゃんと簡体字も書けるようにしておくとリスニングの書き取り試験や作文にも活きてきます。また単語は例文とともに覚えておくとスピーキングや作文対策にも有効です。とにかくひたすら反復して身につけましょう。
②慣用句
慣用句を見て意味が分かるようになっていれば得点に結びつくと思います。本書をマスターすれば8割位は取れるようになると思います。私が合格した際は本書と過去問をセットで学習して満点取れました。
③基礎力養成+作文対策
例文がとても豊富なので一つ一つ暗記する位の気持ちで取り組めば、作文力が格段にアップするでしょう。その他語彙や同義語など準1級レベルのもの散見されるのでタイトルは2級となっていますが、準1級用のテキストとして十分活用できると思います。
④過去問
あとはひたすら過去問にあたって、出題傾向をつかみ、設問の選択肢にある全ての語彙や慣用句を暗記していきましょう。
過去問に出題された問題はもう出ないでしょ?と思われる方もいると思いますが、そんなことはありません。経験上、過去問に出題された問題が再出題されるケースが結構あります。
特に解答となっていない語彙が出題されてたりしますので取りこぼしのないようにしましょう。もちろん過去問の半分が出題されるなんとことはありませんが、合格まであとちょっとという方はほんの2〜3問の差が合否を分けるなんてことがよくあります。
過去問をしっかり問いておくとこの2〜3問をものにできるようになるのです。
過去の記憶をたよりに当時の勉強法を書いてみました。
冒頭にも書きましたが準1級はかなり手強い試験で、私も4回続けて受験してようやく受かりました。
大事なことは、学習と受験を続けることです。諦めずに続けていればいつか必ず合格できます。諦めない限り負けはないというようにとにかく強い意思を持って学習を続けましょう。
また思い出したら続編を書きたいと思います。私も1級合格に向けて気合いをいれて勉強したいと思います。