「深夜特急1 香港・マカオ」に衝き動かされて①

中国は3連休だったので小旅行に行ってきました。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

タイトルの通り、目的地は香港とマカオ、そして深圳にも少し立ち寄ってみました。昔香港に住んだことがあるのでこれらの地域には親しみがあります。香港を離れてからしばらく経っており、旅行という名目で行くのは今回が初めてです。このため、慣れ親しんだ場所とはいえ、自分にとってはある意味新鮮な旅行となりました。この旅行記を何回かに分けて書いてみたいと思います。

一日目の目的地はマカオです。まず飛行機で深圳空港に向かいました。深圳空港からマカオへはフェリーを使うのが便利です。もちろん中国各地からマカオへの直行便も出ていますが、深圳行きの方がチケットが安く、深圳からフェリーに乗って旅気分を味わいたかったという理由から深圳経由を採用しました。

フェリーのチケットは前もってインターネットで購入することができますが、中国国内線はよく飛行機がディレイするので予定通りにいかないこともあります。私は、フェリーターミナルでチケットが買えずみじめな思いをしたくなかったので、今回は前もって少し余裕をもった時間でチケットを購入しておきました。ちなみにチケットは下記のサイトで購入できます。噴射飛行、素敵なネーミングです。片道235HKDで返金やスケジュール変更はできないので注意が必要です。

実際にチケットを買ったはいいものの飛行機はあまりにも順調に飛行を開始し、オンタイムで深圳空港に到着してしまいました。実際こんなもんです。深圳空港からフェリーターミナルへは、無料のシャトルバスが10分〜15分おきに出ています。どう見積もっても前もって買ったおいた一本前のフェリーに十分に間に合う時間帯に到着してしまいます。一刻も早くマカオにつきたいという気持ちがどんどん大きくなっていた私は、もともと購入しておいたチケットは男前に放棄し、一本早いフェリーに飛び乗ることに決めました。これによりマカオへの滞在時間が1時間以上も増えるのです。これが吉と出るか凶と出るか。その結果は続編で。

そしてフェリーターミナルで無事に出国手続きを済ませ、フェリーに意気揚々と乗り込みました。そして、フェリーは時間通りにゆっくりとマカオへ向かって噴射飛行を始めたのでした。