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31歳サラリーマン米国株投資日記

35歳セミリタイアを目指してみる

スーパー銭湯での男と女をめぐる珍妙な出来事

先日実家へ帰った際に、スーパー銭湯へ行きました。そのときのお話しです。セミリタイアとか投資とか全く関係ありません。ただの雑記です。

そのスーパー銭湯は実家に帰る度に行くといってもいいくらい私のお気に入りのスポットです。海外にいるとなかなか大きなお風呂に入るチャンスがないので、帰国時にほぼ100%と言っていいくらいその銭湯に行って疲れを癒すことにしています。

脱衣所に入ると、目に入る一つの注意書き。「女性従業員が清掃に入ることがあります。ご了承ください」 別にそんなに珍しいことではありません、実際にこれまでも何回も遭遇したことがあるし、私自身はそこまで気にするたちでもありません。そもそも私とは全く関係のない人たちで、会話をするわけでもなく、身体をくまなく観察されることもないわけです。

でも、この逆パターンはないよなあと思います。

女性の脱衣所で「男性従業員が清掃に入ることがあります。ご了承ください」ということはありえないと思いますが、どうなのでしょうか。

もし女湯で男性がひょっこり現れたら、ハチの巣をつついたような大騒ぎになるに決まっています。だから不思議に思います。なぜ男女でこのような違いがあるのかな?男性の脱衣所で女性が現れるのは許容範囲で、その逆はだめなのか。この違いはどこからやってくるのか?もちろんそんなの当たり前じゃない、ばかじゃないの?このアンポンタン。という人がいると思いますが、ちょっと待って。よくよく考えると不思議だと思いませんか。先天的にそうなのか、後天的にそうなのか。とても興味深く思ってしまいます。

まぁこの社会にはそのような不可思議なものごとはいくらでもあります。いちいち気にしていたらそれで一日が終わってしまいます。そんなもんだと割り切って、いろんなお風呂に入って、サウナで汗を流し、普段のたまった疲れを癒すことにしました。そしてたっぷりお風呂を堪能して脱衣所に戻ると、女性従業員が清掃をしているではありませんか。もちろん、人をじろじろ見たり、不可解な行動をとったりすることなく、まじめに清掃をしていました。そして、私はからだでタオルをふいて、おもむろに携帯をピコピコいじり始めた時、急に話しかけられました。

「お客様、申し訳ありませんが、盗撮をしていると誤解される恐れがありますので、脱衣所での携帯のご使用はお控えいただけますか?」

その瞬間私の周りの男性陣が白い眼で私を見つめます。、、、

「撮ってないって」と声高に叫びたいのをぐっとこらえ、決まりが悪くなった私は「失礼しました」と携帯をしまって、そそくさと着替え、その場を後にしました。

男性の脱衣所でほぼ全裸の私に男の裸を盗撮するなと注意する女性従業員。

おいおい、なんだこの状況は。複雑すぎるwと私は頭を抱えることになりました。

真っ先に心外だと思ったのは、「盗撮をしていると誤解される可能性がある」という内容。男が男を撮るか??いや、しかし、頭を冷やして考えてみれば、これは至極まっとうな指摘です。男だろうが女だろうがこれはれっきとした犯罪。また、女性にお金を渡し、女湯の撮影を依頼するなどという犯罪も聞いたことがあります。この逆パターンも十分ありうるはずです。だから、私にお金を渡し、男性の撮影を依頼することもまったくありえない話ではありません。つまり、犯罪を防ぐという観点からこの指摘については至極まっとうな男も女も関係ないフェアな話です。

しかし、私が当惑したのが、男性の脱衣所で私が半裸の状態で、しかも女性に指摘されたということ。いったいこの人はだれなんだ、神か、と思いましたね。男でも女でもない、脱衣所で特権的な役割を付与された超越した存在か。

どのくらい女性の読者がいるか分かりませんが、逆のパターンを想定してみてください。男性の清掃員が女性の脱衣所で「盗撮をしていると誤解される恐れがありますので、脱衣所での携帯のご使用はお控えいただけますか?」と言われるわけですね。

いかがでしょうか。

そんなにいやなら、銭湯に申し伝えるか、別の銭湯行くがよろしい、と言う人がいるかもしれませんが、私のポイントはそこではありません。私の言いたいことは、境目がよくわかんねえ、ということです。どこまでが良くて、どこからがアウトなのか。やっぱり対照的ではない歪みがあります。いったいぜんたいこの歪みはどこからやってきたのでしょうか。元々持っているものなのか、外部要因が作り出したものなのか、スーパー銭湯に行って、境目が分からなくなりました。やっていいことと悪いことの境目って難しいね、というお話しでした。