セミリタイア後の確定拠出年金ポートフォリオをどうするか

もし自分が企業型確定拠出年金から個人型に移管できたらどのようなポートフォリオを組むだろうか。私だったらこうします。

私は、米国株100%ポートフォリオを組んでいます。以前は全世界に幅広く投資ができるバンガード社のVTや新興国の割合を増やすためVWOに投資していました。

しかし、長期投資家のバイブルとして知られている株式投資 第4版株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらすを読むと、全世界に投資するよりも米国株オンリーの方がパフォーマンスが高いという事実を目の当たりにしました。これにより、2016年8月より米国株100%のポートフォリオへと方針転換を行いました。

現在のポートフォリオは、VTI、VDE、VDCという3つのETFから構成されています。米国の大型株から小型株に幅広く投資が可能なVTI、エクソンモービルやシェブロンに投資するエネルギーセクターETFのVDE、そしてP&Gとかコカコーラとかフィリップモリスとかウォルマートとかに投資をする生活必需品セクターETFのVDCです。今後の投資方針としては、余剰資金は全てVTIに投資(たまにVDCなどセクターETF)する方向に定めています。

それでは個人型確定拠出年金を運用することになったらどうするか。たとえNISAだろうが確定拠出だろうができる限りこの運用方針を堅持していきたいと思っています。しかし、確定拠出年金には米国株だけに投資が可能なファンドがほとんどないのが現状です。ちなみに現在加入している企業型には米国だけに投資が可能なファンドがないので、先進国株式インデックスファンドに投資しています。確定拠出は、ファンドの選択肢が少なく、NISAと違って、米国ETFや米国個別株を購入することもできないのです。

そんな中、SBI証券から確定拠出年金用として新たなファンドが追加になるというお知らせが舞い込みました。

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引用元:SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)

その中で私の目を引いたのがiFree NYダウ・インデックス です。その名の通り、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(円ベース)に連動する投資成果を目指して運用するファンドです。信託報酬も相対的に低く、世界を代表する株価指数へ投資するファンドとして選定したとのことです。信託報酬は、本記事執筆時点で0.24%。確定拠出以外のファンドで見ても、ダウ平均に投資が可能なインデックスファンドの中で、最安値レベルだと思います。

よし、君に決めた。

もし個人型確定拠出を始めた暁には君に全て(68000円)を拠出しよう。そうすれば私の運用基本方針をそのまま適用することができる。つまり、私のセミリタイア用確定拠出年金ポートフォリオは、iFree NYダウ・インデックス一本の米国株100%である。これを30年間平均7%で運用できたとすると、60歳には8000万円になる、さらに自分の元金3000万円を合わせて運用したら、60歳には3億円 ( ´Д`)y━・~~

未来は明るい ( ´ ▽ ` )