銀聯カードの不正取引

ヤホーニュースで銀聯カード不正取引があったという記事がありました。決して目新しい事件ではありませんが、このような事件が続くと、銀聯カードヘビーユーザーとしては心穏やかではありません。

なぜなら、このような事件が起きれば、銀聯カードによる引き出し制限が更に厳しくなるかもしれないからです。私は給与を人民元で受け取っているため、人民元を日本円に両替するツールがどうしても必要です。その際に最も有効な手段が、銀聯カードを使うというソリューションなのです。ところが昔に比べ銀聯カードの利便さが失われつつあります。その理由は、銀聯カードを使用したマネーロンダリングや不正引き出しなど悪質な事件によるものです。実際に数ヶ月前に発生した不正引き出し事件を受けて、一回あたりの引き出し額が5万円に制限されており、銀聯カードヘビーユーザーには少なからず影響を及ぼしています。

このブログでも紹介している通り、華夏銀行のキャッシュカード(に付帯する銀聯カード)を使用すれば、引き出し手数料が月一回まで無料となります。(2017年1月6日まで毎日一回無料でしたが)他の銀行だと一回につき最大50元(約800円)かかるところもあり、この手数料を抑えることがとても重要になります。なぜ引き出し手数料にそこまで神経質にならなければならないのかというと、一回につき引き出せる金額が制限されているからです。例えば、銀聯カードの制限として以前から1日1万元までという制限があります。さらに各日本の銀行の制限として、一回5万円か10万円という制限があります。つまり、引き出す回数が多くなればなるほどその分手数料がかかって不利になってしまうのです。以前はこのような制限がなく一回1万元相当(昔は約20万円近く)を引き出せることができました。

このように、引き出し制限が厳しくなる度にあの手この手を使って最小限の手数料で済むよう試行錯誤を重ねてきました。そのおかげでこのブログが成り立っているというのもあります。相当な暇人ではないとできない芸当ですが、銀聯カードを利用する日本人が増えているせいか、それなりに興味を持って見てくださる方がいるようです。

私としてはこれ以上制限を厳しくしないでほしいなあと思っています。万が一状況が変わるようであれば、その都度解決策を提案していこうと思います。私の考えでは、たとえどうなろうと引き出し手数料無料のキャッシュカードを出来る限り多く持つ、というのが最強のソリューションです。爆買いを支える銀聯カードの引き出しを完全にできなくするということは現実的ではありません。今後の動向を見守って行きたいと思います。

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