個別株ポートフォリオ案 第一弾 ダウの子犬とADR

個別株のポートフォリオを考え中です。第一案はこんな感じです。

今はVTI、VDE、VDCに投資しているので、米国株全体に分散投資しつつも石油、生活必需品セクター偏重のポートフォリオになっています。

個別株に投資するといっても当面は出来る限りこの方針を守りたいと思っています。したがって、ダウの犬などダウ銘柄の高配当銘柄だけに投資するのではなく、ある程度セクターの割合も気にしながら銘柄選定を行うつもりです。もちろん安定性や配当も重視したいので、出来る限りダウ銘柄の高配当銘柄、つまりダウの犬銘柄から積極的に選定を行います。また、スクリップ配当銘柄や高配当の英国ADRも実験的に組み込むつもりです。スクリップ配当とは、配当金の代わりに株を分配する仕組みのことです。これは配当再投資においては最強かもしれません。 


では、ポイントをまとめてみます。

  • ダウ平均採用高配当銘柄中心
  • 石油、生活必需品セクター偏重
  • 英国ADRを少々(スクリップ配当、高配当)

このテーマを基に銘柄選定ルールを作ってみました。

  • 石油→ダウから一銘柄、英国一銘柄
  • 生活必需品→ダウから二銘柄、英国一銘柄
  • その他→ダウから二銘柄、英国一銘柄

次に具体的な銘柄を選定してみました。

  • 石油→エクソン、ロイヤルダッチシェル
  • 生活必需品→コカ・コーラ、P&G、ユニリーバなど
  • その他→ベライゾン、ファイザー、HSBCなど

まず石油ですが、ダウだとエクソンやシェブロン、英国だとロイヤルダッチシェルとかBPとかになります。ダウで高配当なのはシェブロンですが、株価が安いのはエクソンでしたので今回はエクソンを選んでみました。英国は、上記銘柄どちらもスクリップ配当をしていますが、今回はロイヤルダッチシェルをチョイスしてみます。

次に、ダウから生活必需品の高配当銘柄を2つ選びます。コカ・コーラとP&Gが該当します。英国は、ユニリーバとかブリティッシュアメリカンタバコがよさそうです。フィリップモリスはダウでもADRでもありませんが、源泉徴収税が少ないらしく興味深い銘柄の一つですので選択肢として検討したいです。

最後に、ダウの犬から高配当トップ2銘柄のベライゾンとファイザー、英国ADRとしてHSBCを選抜しました。これら8銘柄を均等分散投資すると、配当が税引き前で4%を超えてきます。

いま考えているのは、VTIはそのままにして、VDCとVDEを売却した資金とその他余剰資金を合わせた計10万ドルを個別株につぎ込もうかと考えています。そして、VTIとどちらがパフォーマンスがよいのか比べていきます。これが個別株ポートフォリオ案第一号です。これからもいろいろ考えていきたいと思います。