転職しても結局何も変わらない

私は一度会社を退職し、無職生活を数か月間経験しました。そして、その後とある会社に就職しました。この二社の業務経験を通じて分かったことは、転職しても結局何も変わらないということです。

では、なぜ転職したのか。無職生活が嫌になったのか、と言われるかもしれませんがそうではありません。簡単に言えばこれも実験です。3つの理由があります。

一つ目の理由は、2017年1月1日から増額となった再就職手当を受給することです。

二つ目の理由は、私が会社が嫌だったのは前の会社のせいなのか、そもそもサラリーマンが向いてないのかを確かめるためです。

三つ目の理由は、給料が良く、海外で再び働ける可能性が高かったからです。35歳5000万円の資産を形成するためには給料が良い方がいいに決まっています。

この3つの理由から、いったん無職生活に終止符を打って再び会社員になる決断をしたのでした。

まず一つ目の再就職手当は成功しました。これにより無職生活にかかった費用の埋め合わせができました。二つ目については、結局会社自体の問題よりも、会社という組織に属することが苦手ということが分かりました。三つ目は、実際に海外で働く機会を得られたもののそれなりに負荷の高い業務であることには変わらず持続可能性が低いことが分かってきました。給料が高い=それなりにきついということです。

こうして、数か月働いてみて分かったことは、結局大枠としては前の会社と全く変わらないということです。もちろん細かい点で見れば、良いところもたくさんあると思います。しかし、結局、自分の身体と時間を犠牲にし、会社に尽くすというスタンスは変わりません。

そして、ボーナスや査定の季節となれば、今回のボーナスはいいとか悪いとか、経営陣はあんなに報酬をもらっているのに、俺らの給料は全然給料が増えないとぼやく人が続出します。飲み会へ行っても不毛な会社の話題が大半を占める超退屈な話が未明まで続く。結局この人たちは何のためにこの会社にいるのだろうか、と思ってしまいます。

もちろん、働いた分の対価(給料)をもらっているので、サラリーマンが完全な奴隷とは言えません。しかし、私から見るとサラリーマンは、働いている時間以外も会社に取りつかれた奴隷のように見えてしまうのです。業務時間外にいかに優秀な奴隷になるかを説く奴隷たち。

この光景は、以前の会社で見た光景と全く同じものです。会社のため、会社のため、と繰り返される言葉に嫌気がさしてきてしまいました。

会社が労働力という資本を使って利益を追求する組織である限り、労働者が豊かになることはありません。しかし、会社方針を見ると、「社員とその家族が豊かになるように、、、」と書いてあり、とても複雑な気持ちになるのです。

大事なことは、自分が資本家になるか労働者になるか、それぞれの役割をわきまえたうえで選択することだと思います。これまでの人生を振り返ると、私は会社という組織に属することに向いてない性格だということが分かってきました。これからは、別の方法で生きていく方法を模索していきたいと思います。

何を求めて転職するかにもよると思いますが、大枠は何も変わらないということは覚えておいた方が良いと思います。

グッドラック