富士山頂アタックしてみたよ

先日富士山頂へ弾丸アタックしてきました。私は日頃から特殊な訓練を積んでいるので大丈夫でしたが、訓練を積んでいない方はくれぐれも無茶しないようにしてくださいね。

ちなみに富士山頂に行くのはこれが初めてです。今まで2500m以上の山には登ったことがないので高山病に対応できるかどうかが唯一気がかりな点でした。

そもそもなぜ富士山に登ろうと思ったのか。それは8月末にモンブランに行くのでその練習をしたかったからです。でも実際は3000m以下のところに行くので富士山頂まで行く必要はありません。正直に言えば、なんとなく高地に順応しておくに越したことはないだろ的なメンタリティです。もしチャンスがあればケーブルカーで行けるところ(3842m)まで行ってみようと思っています。

今回のコースは水が塚公園をスタートし、宝永山経由で富士宮ルートで頂上を目指します。帰りは御殿場ルートで宝永山経由し富士宮五合目で終了。ほんとは水が塚公園まで戻ってくる予定でしたが大雨により断念。。。

ルート

これで約17㎞。登りは4時間、帰りは2時間位です。

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標高差

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宝永火口

写真撮るのが下手で何が何だかよくわからないですが、とにかく壮大だったのです。

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宝永山の道しるべ

この時はまだ雨は降っていませんでした。

標高2500m位でしょうか?既に1000m以上登っています。

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いっきに頂上

一気に頂上まで駆け上がりました。さすがに登っている最中に少しクラりましたが、日ごろの訓練のおかげでトラブルもなく無事に登頂できました。

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日本最高峰富士剣ヶ峰

日本の最高地点につくやいなやまるで何かのボタンを押してしまったかのような暴風雨となりました。急いで撤収。雨具で完全防備して駆け下ります。

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ということで初めての富士山頂アタックは無事?に終わりました。帰りはものすごい雨となりましたが、こういう事態に備えて雨具は必ずもっていくようにしましょう。甘く見ていると本当に痛い目に会います。

登山は人生によく喩えられます。

人生山あり、谷あり。それでも一歩ずつ確実に登り続けていればいつか必ず頂上へたどりつける。人それぞれいろんな山がある。時には辛いこともあるだろう。冷たい雨に心が挫かれることもあるだろう。しかし、あなたに乗り越えられない山はないのだ。幾多もの苦難を乗り越えた先に広がる景色はあなただけしかみることを許されない特別な景色である。それはこれまでの辛さや苦しみを解き放ち、あなたの心と身体に最高の癒しをもたらすだろう。

とまあこんな感じでしょうか。確かにその通りだと思います。

しかし、私は登山から次の教訓を学びました。

登山から学んだ人生の教訓

  • 複数のエスケープルートを確保せよ。

  • やばいと思ったら逃げよ。

  • サバイバルグッズは忘れずに。

頂上を目指すのもいいけど命を大切にね。

だから、人生という登山の作戦コマンドは常に「いのちをだいじに」である。