アリババ、スマホ決済上陸

アリババと聞くとインドのスピリチュアルリーダーのサイババのことがどうしても頭に浮かんでしまいます。

アリババとは、ジャックマー(马云)率いる中国の大手IT企業ですね。一時ソフトバンクの孫さんが株で大儲けして話題になりました。

先日、外貨の小銭問題で触れたまさにタイムリーな話題が8月16日の日本経済新聞の一面を飾っていたので紹介したいと思います。ついにこの日記ブログも日経新聞に先んじた情報発信を展開できるようになりました。Alipayに触れたのはほんの一瞬ですが。

中国はスマホによる決済が世界で最も普及しており、アリペイと騰訊控股(テンセント)の「微信支付(ウィーチャットペイ)」が市場を二分している。このうち、日本で訪日観光客向けに対応する店舗網を広げるアリババが先にサービスを始める。現金決済が主流の日本市場は成長余地が大きいと判断した。

現金決済が主流の日本市場は成長余地が大きいと判断した、ってもはや日本が後進国みたいw。しかし、日本の企業がこれをひっくり返せる可能性は低いと思います。電子決済発祥の地は米国のようですが、中国が取り入れた結果ものすごい速さで普及し、使い勝手や機能が進化していきました。

残念ながら日本にはそこまでたくさん人口がいないし、スピード感もない。こうして中国の新しいサービスが次から次へと日本へ輸入されていくことでしょう。

タクシー配送アプリもしかり、Mobikeもしかり、出前アプリもしかり、今日本でようやく動き出しているサービスはもはや中国では当たり前です。日経新聞で紹介されていた二社のアリババとテンセントはSNSから派生したプラットフォームを作り上げていて、それ一つでタクシー呼べるし、飛行機や電車のチケット取れるし、出前もとれるし、資産運用もできる。日本人が好きな割り勘もアリペイで払えばスマートです。

残念ながらそんなプラットフォーム日本にはありません。

「ボタンを押すとニュースが見れるよ」なんてCMがあるくらいですからかなり遅れを取っているのは明白な事実です。

なので、アリババとテンセントが日本に進出してくれれば、日本の世の中がもっと便利になると思います。