今月のバランスシートです。
括弧は先月分です。
資産の部
- 預金:1,408千円(1,627千円)
- 株式:29,221千円(28,626千円)
- 債券:550千円 (550千円)
- 合計:31,179千円(30,803千円)
負債の部
- なし
レート
- ドル:113.87円(112.50円)
- 人民元:17.18円(16.90円)
先月比で総資産は376千円増えたため、3100万円台に到達し、アッパーマス層をキープできました。先月より円安となったことが資産増の主な理由です。
全体的に株高になっているので、もうちょっと資産が増えているかと思ってました。しかし、足を引っ張っている銘柄があったので、うまい具合にその他のリターンを相殺してくれたようです。とはいえ、株だけで3000万円近くになっているのでとてもスリリングです。
全資産に対する割合は、株が全体の94%を占めています。通貨は米ドルが86%、日本円、人民元、香港ドルの合計が14%です。
株は先月比で595千円増えました。これは主に円安とGE株の追加購入によるものです。現金が219千円減っていますが、これはGE株購入分とその他諸々の出費によるものです。
時計のオーバーホールや今シーズンのマラソンにかかる様々な出費がかさんでいます。私の場合、レースで海外に行くことが多いので、これを2~3回やるだけで数十万円位かかってしまいます。
さらに、ウルトラトレイルレースともなるとレース費用だけでなく、さまざまな装備や携行する食料でもかなりお金がかかります。例えば、レース中に補給するエナジージェルは、1個300円位します。一回のレースで30個位消費するのでこれだけで9000円、他にもアルファ米やらサプリメントやら調達していると、かるく2~3万円になってしまうこともあります。
しかし、一風変わったこの趣味は、私の精神と肉体をたくましく鍛え上げてくれます。だから、この趣味にかかるお金は、自分への投資と考えてもよいのかもしれません。皆さんがジムに行くのを自分への投資ととらえるのと同じことです。
では、どのようなメリットがあるのでしょうか。
一つ目のメリットは、自分がどの位のエネルギーでどの位の距離を移動できるかが分かります。二つ目のメリットは、必要最低限の装備をバックパック一つに抑える術が身に付きます。過酷な環境でも自分がサバイブできるギリギリのラインが見えてくるのです。
これらの経験から、エナジージェル40個、水、シューズ、必要最低限のウェアさえあれば、私は2日間で200㎞位移動できることが分かりました。東京から半径200㎞圏内に入るのは、浜松の一歩手前、長野の白馬村、新潟の妙高、福島の郡山などです。文明化された人間にとって、自分の脚でこの距離を移動するのは、かなり大変なことだと思います。
身体が資本とはまさにこのことかもしれません。
万が一、車や鉄道などの交通手段が使えなくなったとき、頼りになるのは自分の身体です。そんな状況下では、私のような人間が環境に適応し、良質な食料をより多く入手でき、生存できる可能性が高くなります。
ふざけているように聞こえるかもしれませんが、一風変わったこのような能力も自分や大切な人を守るかけがえのない資産になりえます。
金融資産ももちろん大切ですが、時には金融資産以外の資産は何なのか考えてみることも大切です。いざという時に役に立つのはそっちの方かもしれません。