資産状況 2018年1月第4週

朝起きると米国主要株価3指数が最高値を更新という見慣れたニュースが飛び込んできた。青空が今日もまぶしい。

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  • 今週:243,833.80USD
  • 先週:238,629.70USD
  • 差異:+5,204.10USD (+565,685円)

為替レート:ドル=108.628円 人民元:17.155円

パフォーマンス比較(先週のリターン)

  1. Dow:+29.69%(+27.04%)
  2. VOO:+22.64%(+19.99%)
  3. VTI:+22.05%(+19.60%)
  4. PPP:+15.31%(+9.19%)
  5. 個別株:+12.08%(+9.46%)
  6. ダウの子犬:+10.17% (+6.37%)

 

今週は56万円増えました。株資産も最高記録を更新して24万ドルを超えました。GEを除いて全体的に良かったのですが、ベライゾンとPPPのファイザーが特によかったです。

GEは更に暴落した感じに取られていますが、先週比ではほんの少し下がった位です。それでも取り残されてる感は半端ありません。そんなGEから配当を貰うとなんだか心苦しいというか、もし配当が手渡しだったら受け取るのを拒んでしまいそうです。

自分の回りがどんどん成果を上げていく中で独り取り残されるGE。そんな悲壮感漂うGEの日常に、つい自らの人生を重ね合わせてしまいます。配当金ありがとう。大切に使わせてもらうよ。結構減ったけどね。

全体的に見れば米国株は好調そのものです。1週間で56万円というのはちょっと引くレベルです。円高になったので円ベース資産はそんなに変わっていないかもしれませんが、ドルベースは実に順調です。このままだと米国株が私の通勤を妨げてしまいます。

サラリーマンと米国株をやっている人はどうやって精神をコントロールしているのでしょうか。投資を始めて一定期間が経つとそれなりに投資資金が積みあがるので日々の変動も大きくなります。株自体の値上がりもあるので1%の変動がみるみる大きくなっていきます。

資産額が少ないうちはお金を稼ごうというモチベーションがあるので働く意義が見出せます。お金がなければ生活が立ち行かなくなるからです。

しかし、資産が増えていくとお金のために働くモチベーションが失せていきます。日々の仕事にお金以外のモチベーションを探す毎日。「今日は綺麗な円が3つも描けた」とお金では買えない日々の成長をモチベーションにしています。

もちろん、投資だけで安泰に暮らせるほど私の経済基盤は盤石ではありません。実に中途半端なのです。だから働かなくてはなりません。

だけど「働かなくてもいいお化け」が日に日に存在感を増してきてこれを無視できません。「働く必要なんてないさ」と耳元で囁きます。そして、お化けが繰り出すあらゆるクエスチョンが容赦なく私に襲いかかり、しまいにはその中に埋没してしまいます。

  • もっと楽に働いたら?
  • 満員電車って楽しいの?
  • もっと自分の時間を大切にしたら?

正論だ。

クエスチョンに埋もれながらこう考えました。

満員電車も決して無駄ではない。何事にもいいところが3つはあるはずだ。

  • 体幹が鍛えられる。
  • 奴隷感を存分に味わえるのでこのままではだめだと奮起する。
  • 車内で噴出している「人間の悪」を子細に観察し、それを丁寧に言語化していけば小説が書ける。

体幹がしっかりした小説家になれるかもしれない。

やはり働き方改革が必要です。

しかし、働き方を改革するにはそれなりの経済基盤が必要だと思っています。お金があるからこそ働き方を改革できるのではないのでしょうか。

だから今は少しこらえてその経済基盤を盤石なものにしていきたいと思います。お化けとの戦いはこれからも続きます。

職業としての小説家 (新潮文庫)

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