先週末は深圳へ二泊三日の旅行に行ってきました。
先日の記事で軽く触れましたが、深圳に会いたい人がいたので週末に深圳弾丸旅行に行ってきたのです。
日本→香港
今回はLCCを利用しましたが、香港まで片道2万円とそんなに安くはありませんでした。しかし、日本国内旅行ではもっとお金がかかることがあるので海外旅行のコストとしてはまぁ安い方ではないかと思います。たまに香港に片道1万円以下で行けてしまうこともあるので、興味にある人は情報収集しておくといいかもしれません。
私はいつも出発時はぎりぎりを攻めます。家を出てから空を飛ぶまでの時間を極限まで短くしたいからです。
このため離陸一時間前ぎりぎりに空港に着くようにしているのですが、LCCは結構混雑していることが多く、搭乗までバタバタになることがよくあります。
しかも今回私は予約する時に姓名逆にするという初歩的なエラーをやらかしてしまいました。すぐに直してもらって一安心ですが、焦って余計なブドウ糖を消費してしまいました。私のように極限に挑戦するのでなければ、ゆとりを持って動くことをおすすめします。
今回チョイスしたのはジェットスターのGK021です。お昼過ぎには香港に着くので結構良かったです。
GK021便
- 08時35分 成田発 → 12時40分 香港着
香港→深圳
到着したのがちょうどお昼なので空港にあるクリスタルジェイドという中華料理屋で食事を取りました。恒例行事みたいなものです。質素に酸辣湯麵とショーロンポーを食べてから深圳に向かいました。
香港から深圳まで行くのにいくつかの方法がありますが、手軽で快適なのが乗り合いタクシーです。運賃は150HKDとバスなどに比べれば高いですが、乗車したまま中国イミグレの手前まで行ってくれるのが便利です。車に乗ったまま香港から出られます。
日本出(空港)→香港入(空港)→香港出(車)→中国入(徒歩)
この出たり入ったりがめんどくさいのですが、E-channelを登録すると香港の出入りは圧倒的に楽になります。興味がある方はググってみてください。頻繁に香港に行く人はマストですね。最近では中国在住者は中国の出入りも指紋登録でいけるみたいです。そうなればほぼ無敵状態でしょう。
昔はそんなのなかったので私のパスポートは中国のスタンプで一杯になってしまいました。増刷しましたがそれでも余白はほとんど残されていません。このおかげで最近では日本入国時に金塊運び屋の容疑をかけられることが多くなりました。
「金塊とか持ってませんよね?」
って聞かれるけど、それで「はい、持ってます」とかいうやついないだろ。
バッグを調べられ、お腹周り触られ、きわどいところも入念に調べられます。
ちょっと脇道にそれました。
深圳福田を目指す
今回は香港から皇岗口岸経由で福田という場所を目指しました。ここは展示場やオフィスビルが立ち並ぶエリアですが、以前仕事をしたことのある思い出深い場所です。最近できたばかりの平安国際金融中心がそびえたっています。
すごいかっこいいですよね。
でも私がいた頃はまさに建築中で土砂に海水を混ぜて使ってたのが問題になって工事中断されてました。おいおい、大丈夫なのか?これテロの標的にならないのか?これ今倒れてきたら終わるな、など思いながら、よくこの高層ビルを眺めていたものです。懐かしい。
懐かしのあの場所へ
早速昔よく行っていたMaCawley'sというバーに向かいます。ここは昔から何も変わっておらず、昼間から飲みまくっている外人で溢れています。
ここだけ雰囲気が洋風なので面白いです。不思議なことにどこからともなく外国人がこの場所に集まってきます。
中国でもIPAビールが流行っているのかこのバーでは2~3年前からいろんな種類のIPAを提供するようになっています。
とりあえずストーンIPAを飲みながら物思いに耽ります。
懐かしのあの人は今
そういえば、私がHSBC中国の口座を開いたのもこのバーがきっかけでした。どういうことかと言うと、このバーで同僚と飲んでいた時にたまたま出会ったのがHSBCのメンバーだったのです。
「おいおい、橘玲の小説に出てきそうな話じゃねえか」と訝しく思う方もいるかもしれませんが本当の話です。その数人と仲良くなって定期的に飲むようになりました。みんな育ちが良さそうで聡明かつ気さくで外見も素敵な素晴らしい人たちです。
そのうちの一人は私と同年代のプレミアリレーションシップマネージャーでした。
「うちで口座開きなよ」
彼女おかげでHSBC中国のプレミア口座を最低口座金額(50万RMB=約800万円)なしで開くことができました。中国はやっぱりコネが大事ですね。そのほかにも優遇レートで定期預金を組んでくれたり、富裕層にまつわるいろんな話を教えてくれたりしました。
海外での資産運用についてよく考えるようになったのもこういった出来事があったからです。彼女はHSBCを辞めてしまったらしいけど、今はどこで何をしているだろうか。久々に会ってみたい気がしました。
私が会いたかった人
もちろん、私が深圳に来たのは彼女に会うためではありません。
もうわかってしまった人もいるかもしれませんが、今回の本当の目的は安室奈美恵に会うためでした。
Finallyのアジアツアーでなんと安室が深圳に来ることになったのです。それが判明した瞬間「行きまーす」と速攻でチケットを取っちゃいました。だって日本ではチケット取れないらしいし、もういつ会えるか分からないからです。もしかするとこれが最初で最後かもしれません。
日本の有名な歌手は海外ツアーが結構穴場です。チケットも安いし、席もいいところが取れます。特に中国はいろんな意味で穴場すぎました。。詳細はまた後日に書きます。安室奈美恵以外にもいろんな日本の歌手やグループが深圳に来ているみたいですね。
というわけで次回は安室奈美恵ツアー編をお届けしたいと思います。
続く