歯の根幹治療後の痛みと腫れについて

歯医者ブログみたいなタイトルになってしまいましたが、これは投資ブログです。根幹治療の体験記をつづります。

私は日本に帰ってから健康に気を使っており、昨年はまとめて歯の治療を行いました。虫歯はすべて治療し、親知らずも取りました。そして三か月に一回の定期健診を欠かさず受けています。

その定期健診でレントゲンを撮ったときに、歯の根っこに膿がたまってしまっていることが分かりました。

これは歯根嚢胞というもので、歯の神経が死んでしまったり、虫歯の治療をした際に細菌が入り込んでしまうことが原因で起こるそうです。

初期だと全く自覚症状がないことが多く、今回もレントゲンを撮って初めてわかりました。放っておくとよくないことが起こるので、さっそく治療の予約を入れたのです。

 

この治療法はいくつかありますが、そのうちの一つは歯の根を清掃、洗浄、消毒を行う、いわゆる根幹治療です。俗に言う神経を取るというやつです。

虫歯がひどくなった場合も同様の治療を行うことがありますね。私もこれまで何回かやったことがあります。

今回も同じように治療を進めたのですが、いつもと違うのは治療後に痛みと腫れが出たことです。

今まで神経を取ろうが、親知らずを取ろうが、腫れることなんかなかったのに、今回は猛烈な痛みと腫れに襲われました。おじさんになった証でしょうか。

治療直後は良かったのですが、徐々に痛みが出始め、2日目くらいから顔が膨らみ始めたのです。3日目の朝にはもっと顔が膨らんできました。前歯の横の歯だったので、鼻の下と脇が膨らみました。

例えるなら、猿の惑星の特殊メイクです。最近だと映画パンク侍、斬られて候 の大臼延珍(でうすのぶうず)みたいになりました。

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映画『パンク侍、斬られて候』公式サイト 6.30全国ロードショーより転載

このペースでいくと7日目くらいには破裂するな。顔破裂したらさすがにやばい、やり残したことが山ほどある。今破裂するわけにはいかない。

 

平日だったので、躊躇なく会社を休みました。

自分の顔を縮ませることよりも大切な仕事はありません。とにかく顔を縮ませることが急務です。さっそく歯医者に行ってきました。

「あぁ痛みでちゃいましたか~」と先生。「麻酔しますね」

私は麻酔が苦手なのですが、この日の麻酔は歓迎です。

なぜならとにかくこの痛みをどうにかしてほしかったからです。一撃で痛みから解放されたので助かりました。痛いって本当にいやですよね。

それから蓋を開けて、少しガリガリして、中を消毒して、また蓋を閉じる。

「前回神経の先の方を触ったのでそこにいた細菌のせいですね。今回消毒をしておきました。痛み止めと抗生物質を出すのでそれで様子を見てください」

 

大臼延珍は少し安心しました。

たまには家でゆっくり休むことにしよう。

痛いというのは生きている証。でもできることなら痛い思いをせずに生きたい。

普段自分の健康は二の次で仕事を優先してしまうことがある。今後は見直そう。

健康第一だ。自分の健康よりも大切なものはないのだから。