一日四時間労働のすすめ

サラリーマンをやっていていつも思うことですが、一日の就業時間が7~8時間は長いです。

もしサラリーマンをやるなら、4時間くらいがちょうど良いと思います。

朝10時に出社して、12時まで2時間働いて、お昼食べて、コーヒーでも飲みながら午後もう2時間くらい働く。

ええじゃないか。

 

これなら僕も何とかやっていけそうな気がします。

朝10時頃の出社であれば朝ゆっくりできるし、少し早起きすれば何か自分の仕事も少しできます。例えば、ブログ書くとか、韓国語を勉強するとか。

終業時間が午後3時なら、ちょっとした用事があっても大体対応できます。自分の趣味に打ち込む時間もとれるし、習い事だってできます。

最近、 怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)という本を読みました。これは1932年に書かれたエッセーなのですが、もはやAIやBIを見据えた考察をしているかのようで秀逸です。

私が本当に腹から言いたいことは、仕事そのものは立派なものだという信念が、多くの害悪をもたらしているということと、幸福と繁栄に至る道は組織的に仕事を減らしていくことにある。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

 

ええじゃないか、と思いました。

もちろん仕事が害悪だけをもたらすわけではないですが、余計な仕事は減らすべきだと考えます。そしてそれが幸福と繁栄に至る道というのは、これ以上同意のしようがありません。

そこで、一日四時間労働の提案です。

一日四時間の労働で、生活の必需品と生活を快適にするものを得るには十分であり、残りの時間は、自分で適当と思えるように使える自分の時間とすべきだ。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

I couldn't agree more

ですね。100年近く前のおじさんがとてもいいことを言っているじゃないか。

私は毎日東京の朝を、変えるぜよ とやっているわけだけど、これに加えて「サラリーマンの労働時間を、変えるぜよ」と立ち上がろうと思います。

四時間労働を目指してともに頑張りましょう。

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

  • 作者: バートランドラッセル,Bertrand A.W. Russell,堀秀彦,柿村峻
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2009/08/01
  • メディア: 単行本
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