中国語検定 4級→3級→2級 連続合格した方法

今さらですが、私の中国語学習歴と大学時代の中国語検定結果について書いてみたいと思います。

私と中国語との出会いは大学の第二外国語です。「これからは中国だ」という話を当時よく聞いていたため中国語を選びました。本当はスペイン語とかフランス語とかおしゃれな言語を選択したかったのですが、もし将来使う可能性があるとしたらやっぱり中国語なのかな、と思い選択した記憶があります。

私はもともと英語が好きで英文学科専攻だったのですが、他の外国語にも興味がありました。ですので第二外国語とはいえ、まじめに復習や予習を重ね、大学のテストではほぼ満点を取り続けました。勉強法は、とにかく全ての教科書の単語と会話文を丸ごと暗記していくというやり方です。これを続けた結果、他の学生とは圧倒的な差がつきました。丸暗記というのは語学学習の鉄則です。もちろん周りからは変態として認定され、浮いた存在になりましたが、せっかく勉強する機会があるのだから身につけないともったいない、という感覚が勝っていたように思います。

そして半期が終わろうとしていたときに、授業で先生から1年次後期から選択できる中国語上級クラスのことを聞かされました。1年前期の成績優秀者かつ希望者は中国語上級クラスの選択が可能というものでした。もちろん私は希望を提出し、前期末試験の結果も問題なかったため無事に上級クラスに編入することができました。この上級クラスの先生は、日本語が全く喋れない中国人の先生で、教科書も中国のものを使用しました。いきなりチャレンジングな環境に身を置くことになりましたが、日本にいながら留学さながらの環境で中国語を学習することができたのは良い経験でした。この時に発音の重要性を学びます。先生が中国人だったので自分の発音が正しいか正しくないかは、通じるか通じないかの差で明確に分かります。この授業を通じて、通じる発音をある程度身につけることができました。

こうして1年時後期はさらに集中的に中国語を学びました。そして、中検を受け始めます。初受験は大学1年が終わりかけた2005年3月第55回で4級を受験。第56回の3級、57回の2級と3連続受験し、奇跡の3連続合格を果たします。特に2級は得点調整があったのでラッキーでした。この結果から、やろうと思えば、大学の第二外国語の授業を中心とする1年半の学習で中検2級までは合格できるということです。大学2年時は時事中国語など選択科目を受講して中国語の補強を行いました。中検2級を合格していれば文法などの基礎はある程度固まりますので、あとはひたすら語彙、慣用語、成語などの知識を増やしていくステージに入ります。

このように大学1〜2年の間に集中的に中国語を学習し、その過程で中国語検定4級、3級、2級を合格したことになります。勉強は上記の通り第二外国語の授業を中心とするものでした。もちろん2級はそれなりに問題集を用い対策はしました。

その後は一旦中国語学習からは離れ、大学3〜4年は英検1級合格を目指して英語の学習に力を入れることになります。次に中国語の学習を再開したのは社会人になる直前のことです。中国語の勉強社会人編は別の記事に書こうと思います。

中国語検定試験結果

第55回 4級 2005年3月実施 

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第56回 3級 2005年6月実施

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第57回 2級 2005年11月実施

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