HSBC香港から日本の銀行へ送金する方法 〜費用と日数〜

以前日本からHSBCへ海外送金する方法は書きましたが、HSBCから日本の銀行へ海外送金する方法を書いていなかったので紹介したいと思います。

こちらの方が新しく、分かりやすいのでおすすめです。

以下は昔の記事になります。

今回は、HSBC香港から住信SBIネット銀行へ米ドルを送金する方法について書きます。

方法
HSBCでOversea Transferの指示を出します。インターネットバンキングのBankingタブ上から二番目にOverseas Transferがあります。

送り先の銀行については、OTHER CITYから住信SBIネット銀行を選びます。

住信SBIネット銀行の住所や記載方法などはこちらのページを参考にしました。

<他行から当社への外貨送金>外貨送金受取サービス|住信SBIネット銀行

【外貨送金受取サービス】他行から当社へ送金を依頼する際の依頼書の記入方法〔Interbank Settlement Instructions〕|住信SBIネット銀行

費用

合計:約4700円(50000USD以上であれば1700円)

HSBC:115HKD(約1700円)

住信SBIネット銀行:25USD(約3000円)※50000USD以上だと無料

※その他中継銀行に手数料を取られるケースがあるようです

日数

2〜3営業日

HSBCで日中に出金指示を出すと、翌日15時位に住信SBIネット銀行から「外貨送金お受け取りに伴うお手続きのお願い」という着金のお知らせが来ます。このお知らせを受け取った後、WEBサイトログインし、お問い合わせフォームから「資金の使途および送金の目的等」を選択し、次の二つについて回答する必要があります。

(1)資金源および送金の目的
→〇〇の資金を△△のため送金(具体的に記入)

例1)広告料の支払いを豪ドル建てで、住信SBIネット銀行の口座で受取るための送金
例2)外貨建て個人年金保険の満期に伴う保険金を、米ドル建てで受取るための送金
例3)自動車部品を輸出した代金を受取り、運転資金に充当するための送金
例4)海外イベント企画のコンサルティング手数料を受取り、従業員への支払に充当するための送金

(2)北朝鮮およびイランに関係する送金
→該当しない

これで完了です。カスタマーセンターから連絡がくれば、あとはSBI住信ネット銀行の手続きを待つだけです。問題がなければ、回答後の翌営業日には無事に口座に入金されていると思います。

このように、海外の資産を日本に移す手段も持ち合わせておく必要があります。資産運用をするのは、その資産をいつか使うためです。資産が海外にあろうとどこにあろうといつでも使えるような体制を作っておくことも大事だと思います。