明日から給与ゼロでも今の仕事を続けるか

私たちはなんのために今の仕事をしているのでしょうか。

私は、お金のために今の仕事(サラリーマン)をしています。なぜなら、自力では今の年収ほどお金を稼ぐ方法を持ち合わせていないからです。口にはしなくても多くの人は、お金のために働いていると思います。しかし、中には今の仕事をしているのはお金のためじゃないという人もいると思います。そのような方はとても幸せなことだと思いますが、たまに出会う「会社のために良い仕事をしろ」という意識高い系の人たちはどうなのでしょうか。

このような人に何かイラッとすること言われたら、「じゃあ明日から給料ゼロで仕事やってくれと言われたら、あなたは今の仕事続けますか」と聞いてみましょう。「あなたも私と同じで自力でお金稼げないからこの仕事やっているんでしょう」と。

どんな答えが帰ってくるでしょうか。おそらく逆鱗に触れてああだこうだ言うでしょうが、きっと給与ゼロなら今の仕事をやらないはずです。つまり、結局は私と同じお金のために命を削って働いているということです。もし私と同じお金のために働いてるなら、容易に「会社のため、いい仕事をしろ」とか、言わないでほしいです。お金を稼ぐのが目的ならもっと別の方法があります。

もちろん、「給料ゼロでやってくれ」と言われても続けたいというケースもあると思います。例えば、この会社にいないとできないことがあって、その仕事をどうしてもしたいとか、その会社のブランド力が半端ではなくで、その会社にいるだけでモテまくるとか、海外生活をしたくて、この会社にいれば低コストで長期海外在住ができる、とかいろいろあると思います。だから、仕事をするなら何でもいいので明確な目的を持ち、常にその目的を果たせているかチェックすべきです。そうしないと簡単に洗脳されて、思考停止に陥ります。

もしお金を稼ぐためにサラリーマンをしているなら、同時に他にもお金を稼ぐ方法を考えるべきです。でも、そうしない人が多すぎます。何でなのでしょうか?これは完全な思考停止以外の何者でもありません。もちろん会社のためにいい仕事をすることがお金をもっと稼ぐことに繋がるならそうすべきです。しかし、残念ながらこの社会はそのようにできていません。会社のために働いた結果、お金を稼いでいるのは経営者や株主です。私たち労働者ではありません。株主を喜ばせるため、経営者は私たち労働者という資本を使って儲けようとしているのです。いい加減この事実に目を向けましょう。

だからサラリーマンをするなら、その辺りを割り切ってやりましょう。お金のために命を削ることは、合理的ではありません。もう一度働く理由を考えて、その目的に向けて一緒に人生を最適化しましょう。私は一刻も早くサラリーマンを辞めたいです。