資産状況 2017年3月第4週

ダウ平均が7営業日連続で下落しました。24日までの一週間で317ドル安となり、約半年ぶりの下げ幅を記録したようです。私のポートフォリオはどうなっているでしょうか。

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先週はこちら

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3000ドル下落しました。さらにドルも111円前半まで下落しており先週比で1.5円位安くなりました。この為替差損も含めて大体60万円位円ベースで減少していることになります。みなさんはこの変動耐えられますか。

以前の記事にも書きましたが、サラリーマンが2000万円位を株式投資するのは結構辛いんです。

なぜなら日々の資産変動がサラリーマンの月給位になるからです。しかも、米ドルだと為替変動のダブルパンチを食らうことがあり、今週のように60万円相当が吹っ飛ぶこともよくあります。サラリーマンであれば給料2〜3ヶ月分、ボーナス一回分位に相当します。何もしてないのにたった一週間でボーナスが消えたら、いやあああぁぁとなるのが普通でしょう。

ですから、普通のサラリーマンが株式投資で資産形成を図るのであれば、この株価変動に伴う心の浮き沈みを飼いならす必要があります。これができなければ、一生株で資産を増やせません。よく自分のリスク耐性に基づいて資産配分を決めましょう、と言われますが、そんなものやってみなけりゃわかりません。

もちろん、この耐性は人により異なります。しかし、これは日々のトレーニングである程度鍛えることができると思っています。その方法とは、若いうちから投資をして、暴落や暴騰を複数回体験しておくことです。こうすることで徐々に株の変動に対する耐性がついてきます。私は、2008年から投資をしているので、リーマンショックとアベノミクスをセットで経験することができました。何度も絶望しましたが、投資を続けることで長期投資に必要な力をつけることができたと思います。

日々トレーニングを積むと、そのうち50万円位増減してもそこまで気にならなくなります。もちろん、当然増えれば嬉しいし、減れば悲しいです。中には、変動が全く気にならないとか投資をしているのをすっかり忘れてた、とかいう人がいますが、私はそういう人たちと違います。増えても減っても日々キャーキャー言っています。

しかし、このトレーニング(投資)を続けることで、確実に長期投資に必要な力が養成されてきます。何度絶望したかわかりませんが、これまで市場から退場せずになんとか食い下がってこれたのは、日々のトレーニングの賜物と思います。

最初は数千円損するのでもぎやああとなりますが、それは長期投資筋を肥大させるために必要な刺激と捉えましょう。しかし、いきなり無茶をすると筋肉を断裂する恐れがあるので、まずは軽い負荷で始めましょう。継続は力なりです。