本屋の使い方

私は本屋に行くのが好きです。もちろん、本を読むのも好きなのですが、それよりも本を買うことの方が好きなようです。なぜなら、実際の読書量より本を買う量の方が多いからです。さすがにこのままでは本が増えすぎて本に埋没しかねないと思った私は少しずつ本への向き合い方を変えていきました。一言で言えば電子化です。

  1. できる限りKindleで電子版を購入する
  2. これだけは手元に置いておきたいと思う以外の本は電子化(外注)する

このメリットは、価格を抑えることができることと本が占めるスペースを減らせることです。

アマゾンでは、基本的に電子書籍の方が低価格の設定がされており、本によっては少なからぬポイントがついてお得になっていることがあります。

そして、当然のことながら、本が占めていたスペースが有効活用できるようになります。今の部屋を広く使えることもできるし、より狭い部屋に引っ越して家賃を浮かせることもできるかもしれません。

何よりもKindleと合わせて数百冊の本を持ち運び可能にしてしまえたのは、私にとって大きなパラダイムチェンジとなりました。家の本棚にあった本にいつでもアクセスできるという興奮は計り知れません。

これ以降、紙の本を買う機会は一気に減りました。そこで私の本屋の使い方は変わっていったのです。

本屋は、私にとって本を買う場所ではなく、本を見つける場所となりました。もちろんアマゾンでも本を物色することはできるのですが、絶対的量に触れるにはやはり本屋が一番です。本屋であればとりあえず興味がない分野にもふらふらしてみることで、その分野で流行っている本などの情報を仕入れることもできます。

そして、気になる本はアマゾンで電子化されているかその場で調べます。それから、ほしいものリストへ登録して数日寝かせます。こうすることで本当に自分がその本を読みたいのかを確かめると同時に、アマゾンが紹介する関連書籍を確認することでもっと面白そうな本がないか調べることもできます。

つまり、私は本屋とアマゾンのハイブリット化でより自分の求める本にたどり着けるようになりました。こうすることで買ったはいいけどあんまり興味がなくなって結局読まないで終わってしまった、、ということを減らせます。

電子書籍が普及すると本屋の役目は減ってくるのかもしれませんが、本の展示場的役割は私にとってとても重要です。これからはVRがその役割を果たすようになっていくのでしょうか。本の未来がどうなっていくのか楽しみです。