GEの株価がまた急落しています。あまりのショックでタイトルが漢詩のようになってしまいました。芸術の秋です。
10~12月期の配当金は1株当たり0.12ドルとし、7~9月期の0.24ドルから半減する。米市場では減配を見込む声は事前からあったが、減配幅が一部の予想より大きかったようだ。GEの減配は金融危機で業績が悪化した09年以来となる。
公式サイト:Events & Reports | GE.com
今日で私のGE株は-28.73%になりました。配当半減というのはインパクトがありますね。もしこの先もこの配当水準に留まるのであれば、ダウの子犬から外れることになるでしょう。そうすると、私もGE株を手放さなければならなくなります。
ぼろぼろに値下がりした後に手放すなんて、一生GEを恨むことになりそうです。そして、強烈な売りを浴びせた途端、株価が急騰して、恨みが恨みを呼ぶという負のスパイラルが発生するんでしょう。容易に想像がつきますわ。
では、配当利回りを計算してみます。1株あたり0.12ドルだと年間配当利回りはこうなります。
- GE配当利回り:2.52%
はい、さようなら。
気が早いですが、こうなるとメルク株がダウの子犬へメンバー入りとなります。ダウの子犬のルールに従えば、来年はGEを売ってメルクを買うことになります。しかし、ダウの子犬ってほんとにダウをアウトパフォームするのかしらね。
今のところ一匹たりともアウトパフォームしてないわよ。
もちろん、毎年良いパフォーマンスが期待できるとはだれも言っていません。ダウの割安株に投資をすることになるので、高配当を確保できるし、割安になっている可能性もあるので値上がり益も期待できるかもね、よくわかんないけど、くらいの感じです。
ダウの子犬実験は、私の心が折れるまで続きます。もう既に折れかかってますけどね。首の皮一枚です。GE株がとどめを刺すか。
でも私はGE株の復活に期待したいと思います。ここで座右の書を紐解いておきましょう。
長年の極めてまれなケースだが、ダウ企業が本当の経営難に陥った場合、配当金の措置が講じられる前に、株価が急落することが多かったのだ。その場合こうした株が高利回り最低価格株になった。
配当金の措置は講じられた。巨人よ、復活してくれ。

GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦
- 作者: 中田敦
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/06/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る