保有資産額が3000万~5000万円ある人たちのことをアッパーマス層と言うそうです。実は6年位前からアッパーマス層を目指してきましたが、昨年ようやく到達できたので、今後もなんとかキープしていきたいと思います。
年初の総資産額は3053万円です。90%以上を株に投資しているので相変わらずスリリングな状況が続いています。一撃でマス層に舞い戻るリスクを秘めています。
資産の部(括弧は先月分)
- 預金:172万円(248万円)
- 株式:2826万円(2742万円)
- 債券:55万円 (55万円)
- 合計:3053万円(3045万円)
レート
- ドル:112.69円(112.97円)
- 人民元:17.34円(17.06円)
次の目標は準富裕層ですが、35歳までに達成するのはちょっと難しそうです。まずはアッパーマス層を盤石なものにしたいと思います。
資産運用の一つの目標として、30代でアッパーマス層を目指すというのは実行可能かつチャレンジングでよいと思います。決して簡単なことではありませんが、30代で3000万円作るといいことがたくさんあります。
①潤沢な老後資金の元手になる
資産3000万円を年利7%で運用すると30年後に2億3000万円くらいになります。1億円に到達するのは18年後です。もちろん年利7%で運用できるかどうかは分かりませんが、時間を味方につけて運用できれば、60歳までに1億円を作るのはそこまで難しいことではないと思います。老後に3000万円ではなく、30代で3000万円です。それができれば、老後のお金に困ることはなさそうです。
②まとまった時間を手に入れることができる
もし急に世界一周旅行をしたくなったり、メロンパン屋をやりたくなっても大丈夫です。3000万円くらいあれば、その費用と時間を十分に用意することができます。もし年間300万円の生活費がかかる人でも10年分位の時間を手に入れられますし、もっと節約すればその分多くの時間を手に入れることができます。
その時間を使って自分のしたいことを徹底的にしてみるのもよいでしょう。一生続けられる仕事を創り出していくのもよいでしょう。もしかすると投下した資本以上の見返りがあるかもしれません。
③仕事を選ぶことができる
3000万円あれば少し位仕事をしなくても済むので、人生を気楽に生きることができます。嫌な仕事は断ればいいし、出世のために無駄な時間を費やす必要もありません。必要最低限の仕事をして、余った時間は趣味に使ったり、自分の好きな仕事に使えたら人生はもっと充実したものになると思います。サラリーマンやって心身をすり減らしたら早死にします。自分の健康よりも大事な仕事はありません。
このように30代でアッパーマス層に到達できれば、人生100年時代を生き残る上でたくさんのメリットがあります。このような事実を目の当たりにすると、資産運用やお金のことをもっと早く学んでおけばよかったなといつも思います。思い返せばだれも教えてくれませんでした。
教えてくれたのは「罠へのかかり方」でした。一生懸命勉強して、いい大学へ行って、一流の会社に入れば安泰だ、と言われて生きてきました。しかし、これはトラップでした。いわば、奴隷への道、早死への近道。危うくもう少しで騙されるところでした。
この世の中はトラップだらけです。気を付けないと簡単にそのトラップにかかってしまいます。中にはトラップにかかったことすら気づかない人もいます。だから、少しでも早いうちから罠の存在に気づき、そこから抜け出す方法を考えておく必要があります。
お金が全てではありませんが、お金をうまく使うことができればその罠から抜け出せるかもしれません

- 作者: 横山光昭
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 39人 クリック: 716回
- この商品を含むブログ (113件) を見る