米国株で儲けた金額

このブログで投資収益を晒し始めて約2年が経とうとしています。この間に株でどのくらい儲かっているのか計算してみました。

キャピタルゲインは含み益含めて54,987USDです。以前保有していたVTとVWOの利益12,481USDと現時点での含み益42,506USDを足した金額です。本当はもう少し細かい売買による損益がありますが、そんなに大きな金額ではないので無視します。

あとはインカムゲインが累積で8,000ドル位あります。全て足すと63,000ドル位です。二年で700万円近く儲かっていることになります。ええじゃないか。

もちろん、運が良かったのは言うまでもありません。しかし、短期間でここまで利益を上げられたのは私にとって大きなリスクを取り続けたからでもあります。

始めたばかりの頃の投資額は10万ドルほどでしたが、余剰資金を次から次へとこれでもかと米国株に投入し、投資元本は20万ドル近くになりました。

確かにこの二年間に暴落らしきものはありませんでした。しかし、暴落を煽るネガティブなニュースはありました。ブレグジットやアメリカ大統領選などはその一例と言えるでしょう。実際一時的に円高株安に転じ、400~500万円の含み損を抱えることもあったのです。

私の資産形成方法は次のようにとてもシンプルですが、それを継続するというのは予想以上に難しく、勇気と根気と体力とそして自分を律する力が求められます。

私の投資スタイル

  1. 1年分位の生活費を確保
  2. それ以外の資金を問答無用で全て米国株にぶっこむ
  3. ひたすら耐える

 

35歳までに5000万円を目指そうとするとこうするほかありませんでした。

でも長期的な米国株への投資は債券のリターンを大幅に凌駕すると本に書いてあるし、過去の歴史を見てもそれは事実のようです。

それだったら当時30歳サラリーマンの投資法としては上記のスタイルが合理的だと判断しました。35歳で5000万円いかなくても長期的に見て儲かるんだったらええじゃないかと。ええじゃないか、ええじゃないか、となった次第です。

しかし、たとえそれがどれだけ合理的であったとしても、実行できるかどうかはアナザーストーリーです。実際にやってみるとよくわかります。ええじゃないか、では済まないことだってたくさんあります。

だからこそ、投資でお金持ちになるのは難しいのだと思います。

理論と実践は別物です。科学的に痩せる方法はだれでも知っているけれど、実際にそれができる人が少ないのと一緒です。

痩せている人はカロリー収支を適切にコントロールしているように、富豪もみなお金をうまくコントロールしているわけです。摂取カロリーよりも消費カロリーが上回るデブが存在しないように、お金の使い方が下手な富豪は存在しません。

やはりこれは実際に自分でやってみないと分かりません。どうしたら痩せるのか、どうしたらお金を増やせるのか。

もちろん失敗はいくらでもあるでしょう。しかし、それを乗り越え、ちょっとまた違うやり方を試してみる。うまく行った。ええじゃないか。

これの繰り返しです。ほんの小さな成功でもそれを積み重ねればやがて大きな成功となります。

これをやるかやらないかの差はとても大きいです。しかも時間が経てば経つほど取り返しがつかなくなるほど大きくなります。既にそれを感じ始めています。

これは早く始めたもの勝ちではないでしょうか。

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

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