私は転職してから持株会を始めました。以前の会社では持株会に入っていませんでしたが、よくよく考えたらメリットがあると思ったからです。
私が考える持株会のメリットは次の3つです。
①奨励金が付く
私の会社では15%の奨励金が付くので、50000円を拠出したら57500円分の株を買い付けてくれます。この15%というのはかなり大きなメリットではないでしょうか。また、ボーナスの時も拠出額を増やすことができるので奨励金のメリットを大きくすることができます。
②給与天引きで毎月自動的に買い付ける
一度持株会に申し込んでしまえば、あとは自動的に給与天引きで積み立ててくれます。資産形成の王道は、給与天引きなどで一定額を確実に貯蓄に回す仕組みを作ってしまうことです。拠出分は最初からないものと考えて支出管理できれば着実に資産を増やすことができます。
③配当再投資
配当金も自動的に再投資に回してくれるので効率的に資産を増やすことができます。日本では株を買う時に単元株数というめんどくさい仕組みが存在するので、もし単元株が100株ならこれより少ない株数では株を買うことができません。持株会なら配当金を1株以下でも端数で購入することができます。
このように持株会には多くのメリットがあるので、利用する価値があると考えています。しかし、ただでさえ自分の人的資本のほとんどを会社に投じているのに金融資産も投じるというのはちょっとね、、と考える人もいるでしょう。
その通りだと私も思います。そこで考えたのが持株会を利用した米国株へのリレー投資です。
つまり、こういうことです。
- 持株会に上限ぎりぎりまで拠出(奨励金プレミアムを享受)
- 単元株数に達したら即現金化
- それで米国株を買い付ける
こうすることで奨励金15%+配当金というプレミアムを活用して効率的に投資資金を増やすことができます。ドルコストで毎月買い増すので損するケースも低いはずです。逆に下がったら下がったで多くの株数を買える→現金化を早められるという良い面もあります。
それでも私の会社の場合、現金化するまで比較的時間はかかってしまいます。しかし、効率よく投資資金を増やすには使える方法ではないかと思います。
持株会で勤め先の株を買ったからと言ってそれを売ってはいけないルールはありません。
効率的に投資資金を増やすツールとして持株会を利用するのも一つの方法ではないでしょうか。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
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