「平壌から冷麺を持ってきました」このフレーズが私の心を掴んで離さない。
このフレーズが速報で飛び込んできたとき、金正恩氏が両手に冷麺を持っている姿を想像した。
平和そのものである。
前にも書いたことがあるが、金正恩氏は私の年齢と一つか二つくらいしか変わらない。にもかかわらず一つの国を統率しているということに敬意の念を抱いてしまうのは私だけだろうか。
相当優秀な人材だと前から思っていた。スイスへの留学経験があり、ドイツ語、ロシア語、中国語を操るらしい。さすがにちょっと盛ってるだろう。
しかし、ロケットマンから一転して冷麺マンに変貌を遂げたところを見ると、なかなかのキレ者で人の心を掌握することにも長けているようにみえる。
何かが変わり始めていることはまちがいない。
私が生きている間に北朝鮮への旅行も気軽に行けるようになるだろうか。北朝鮮で作られている大同江ビール(テドンガンビール)を飲んでみたい。これがなかなか評判らしい。
タイトルの「朝鮮語」という呼び方に違和感を持たれた方もいるかもしれない。実際に朝鮮語の呼称問題は存在していて、韓国語と呼んでも朝鮮語と呼んでも双方から抗議されることがあるようだ。
だから、NHKではハングル講座としていたり、大学の学部ではコリア語としたり、韓国・朝鮮語併記にしているところもある。
しかし、言語学や音韻論など学術的には「朝鮮語」というのが一般的に用いられている。私の大学時代も朝鮮語と呼んでいた。もし南北統一されたら「何語」になるのだろうか。
実は最近朝鮮語を学ぼうと思っている。金正恩氏にインスパイアされたのもあるが、何よりも韓国に行く機会が増えたからだ。
私は外国語を学ぶのが好きでこれまで英語、中国語、フランス語を学んできた。そしてついに朝鮮語に挑むことにした。
中国語検定一級とフランス語検定三級の合格を目標に掲げたのは記憶に新しい。
しかし、その学習は一歩たりとも進行していない。それでも朝鮮語へ挑戦する。
やはり語学は何か具体的な目的があった方が捗るからだ。TWICEにハマりつつあるというのも私の背中を後押しした。とりあえずこの歌詞を完璧に暗唱できるようにしたい。
まずは手始めに次のテキストを購入した。何事も形から入るのが鉄則である。

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)
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ハングルはルールさえ覚えれば短期間でマスターできるらしい。この参考書を使えば1時間でハングルが読めるようになるので、あなたがこの記事を読んでいるころには既に私はハングルが読めるようになっている。
その他基礎的な参考書、文法参考書、単語集を購入した。使い勝手はよくわからないがこれらをマスターしようと思う。
日本語と中国語のバックグラウンドがあると朝鮮語は学びやすいと聞いたことがある。語順は日本と似ているらしく、単語も日本語と中国語に似ているものが多いらしいからだ。また中国語と違って声調や複雑な発音もないという。
朝鮮語をマスターできれば朝鮮半島にフィールドを広げることができる。新たなビジネスチャンスを獲得できるだけでなく、旅行が一段と楽しくなるはずだ。
「日本からラーメン持ってきました」
と、自由に北朝鮮にも行けるようになる日を期待して私は朝鮮語を学ぼうと思う。