私はブログタイトルの通り、全財産のほとんどを米国株に投資しています。その大半を占めるのがVTIという全米株に投資するETFです。
なぜこんな投資方法を採用しているのか。
その理由は、株式投資で成功する一つの戦略はアメリカの株に投資することだからです。
株式投資で成功する戦略とは、アメリカの上場企業の株式のすべてを、極めて低いコストで保有すること、である。
インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)より引用
これを実現できるのがVTIです。このETFはアメリカの上場企業の株式のほぼすべてを年間0.04%という超低コストで保有することができます。
バフェットも「素人はS&P500に連動するインデックスファンドを買っておけばOK」みたいなことも言っています。
もしS&P500が好きならVOOというETFがありますが、詳しいことは少し調べればいくらでも情報が出てくるので興味ある方は調べてみてください。
ちなみに全米株とS&P500のどちらがいいのかというと、ここ1年間ではVTIの方が少しよいです。
ただし長期的に見れば大差ないレベルと言って良いでしょう。3000万円を投資していればこの一年間で500万円近くのリターンを得られたことになります。
- VTI:16.51%
- VOO:16.07%
もちろん、この世の中には投資の才能があって全米株インデックスをはるかに凌ぐリターンを上げる人たちがいます。
しかし、残念ながらおそらく私たちにはその才能がないと思う方が賢明です。
だから、とにかくシンプルにリターンを追求したいなら、全財産を全米株インデックスファンドに投じるのが経済合理的な行動です。
しかし、この投資方法は万人向けではありません。
なぜなら、日々の資産変動が半端ではないからです。多くの人はその変動に耐えることができないと思います。
もちろん、どのくらいの資産を投じるかにもよりますが、全財産が半減するかもしれない恐怖に打ち克つことができるかどうか。
これこそが肝です。
だから私はこうして全財産を米国株に投じるとどうなるかを実験しているわけですが、当然楽しいこともあれば、死ぬほど辛いこともあります。
ですので、こうしてブログで日々のつらい思いを吐露したり、TWICEを聴いたりして何とか辛うじて生き延びてきました。
つまり、株式投資で成功する戦略は、金融資産の変動による衝撃をいかに耐えるか、とも言い換えることができます。
これは投資を経験せずして分かるものではありません。人それぞれだと思います。自分では大丈夫だと思っていてもいざ資産が減るとうろたえてしまう人は多いですし、これは当たり前のことです。
もし迷っているのなら、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。
そして、自分が株式投資を続けられるための戦略を考えるのです。
資本主義が続く限り早く参加した方がリターンは高くなるはずです。