時間を売る人

私は時間を売っています。幸いなことに私の時間を高値で買ってくれる人がいるからです。

私の時給は3,000円くらいだと思いますが、もし私が自分の時間を売らずにこの金額以上稼げるならサラリーマンをするのは合理的ではありません。当たり前ですね。

もちろん、サラリーマンをすること自体が金銭的な価値以上をもたらすと感じている人もたくさんいます。

そういう人は一生サラリーマンをやっていればいいと思います。それこそハッピーライフ。

しかし、私はお金のためにサラリーマンをしています。そして残念なことに時給3,000円以上生み出す能力もありません。だから自分の時間を売って日々の生活の糧を得ています。

これは至極当然のことだと思っていました。

でもこのことを意識してサラリーマンをしている人はかなり少ないです。

なぜあなたはサラリーマンをしているのですか?

なぜなら私の力だけで今の給料以上のお金を稼ぐことができないからです。

こう言える人がいったいどれほどいるでしょうか。かなり少ないとみています。

 

だから、給料が低いとか会社に対して文句を言ってしまうのでしょう。

文句があるならもっと高い給料をくれる仕事や会社を選ぶか、自分で稼げばいいのにそれをしない。またはできない。

できるならする、できないなら割り切る。

お金のためにサラリーマンをしている人は、もっとお金を効率的に稼ぐ方法を日々考えるべきです。それは会社で良い評価をもらうために頑張ったり、給料を上げろと言ったりすることではありません。

そんな暇があったら、アルバイトした方が確実に収入を増やせるし、ブログ書いたり、ラップ作った方が長い目で見ればお金を稼げるかもしれません。

そもそも時間を売る契約を結ぶときに、会社からあなたの時間をいくらで買います。と明確に言われたはずです。

それであなたが良いというから、会社はあなたの時間を買ってるんだけど、それをあとでぶつぶつ文句を言うのは少し筋違いではないでしょうか。

その時にも給料上げるなんて約束してないし、いやだったらほかのところにいけばいい。代わりならいくらでもいるんだし。

 

会社からしたらこんなスタンスだと思います。

サラリーマンはちゃんとこういうことをわきまえてサラリーマンをすべきだと思います。ドライな関係というのでしょうか。

そうじゃないと会社の術中にはまります。

会社はあらゆるトラップをしかけてきます。だから、長友のディフェンスのように一つ一つ丁寧に対応しなければいけません。

あなたは何のためにサラリーマンをしているのですか?

お金のためではないのですか。お金のためならもっとやるべきことが他にもたくさんあるはずです。

時間は有限です。大切に使いましょう。