リスク資産のほとんどを全米株に投資ができるVTIというETFに投じています。2016年8月末に1000個一括購入しました。今までの人生で最も高い買い物でした。
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VTIの購入価格
取得価格は112ドル。今思えば勇敢な行動でした。
当時のレートはちょうど1ドル100円くらいだったので、1,120万円で買えたことになりますが、今買おうとすると1,530万円位必要です。
他にもVDC、VDE、VWOを保有していました。
2018年12月時点の情報で比較すると、VDCはほとんど上がってないし、VDEは下がっています。新興国のVWOも一時期良い時もありましたが、結局今とそんなに価格は変わりません。
2年位のスパンだとこういうこともあり得るということですね。
だからそろそろ上がるという考え方もあります。そんなに単純なら僕はもう億万長者なんだけど、それを信じて持ち続けることが思いのほか難しいこともよく知っています。
うわぁ、二年も持ってるのに全然あかんやないか、売りや。
だいたいそのくらいのタイミングが買いね。分かってきた。
でもセクターとか個別株とか鬱陶しいと思う時もあるでしょう。
そんなときは黙ってVTIを買ってじっとしているのも手です。
これがシンプルでリターンも見込める良い投資法だと言われています。
配当利回りも平均して1.8%くらいはあります。以下は2014年からのデータです。
VTIの配当金額(Q毎)
Vanguard Total Stock Market ETF (VTI) より転載
VTIの配当金額(年間)
- 2014年:1.869USD
- 2015年:2.067USD(+10.6%)
- 2016年:2.215USD(+7.2%)
- 2017年:2.343USD(+5.8%)
- 2018年:1.883USD+12月分 (+?%)
0.46USD以上の配当金なら今年も記録更新です。12月は配当が最も多い月なので記録更新の可能性は高いでしょう。僕が死ぬまで増配してくれよ。
もしこのまま配当金がじわじわ上がってくれるなら、実質配当利回りもどんどん上がっていきます。なぜなら私の買値は永遠に112ドルだから。
こういうデータ見ると、右肩上がりの資産に投資するなら一括投資がいいと思っちゃいますね。一括投資は一括投資で波乱万丈なドラマが待ち受けているのだけど。
ブレグジットだ、トランプ大統領だ、その度に売りを煽る声はありました。それでもVTIは右肩上がりです。
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揺ぎ無き信念こそ、すばらしきリターンの源泉。