株が強く下げている

株価の下落が続いています。私の保有するVTIも120ドルを割ってしまいました。

24日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日続落。終値は前週末比653ドル17セント(2.9%)安の2万1792ドル20セントと、2017年9月以来、約1年3カ月ぶりの安値をつけた。米政府機関の一部閉鎖などの政治リスクが嫌気された。

どうも下げすぎな気もしていますが、短期的な値動きは予測不能な部分もありますからね、こればかりはよくわかりません。

こちらはSPXLの値動きで、私のパフォーマンスは‐39.47%です。

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株の長期投資をするならば、こういうことも耐えなければいけません。この下落で狼狽している人はポートフォリオを見直しましょう。

って耐えられるかよ。

唇を強く噛みしめるあまり、今にも血が噴き出しそうであります。

こうなってくると賽銭箱に小銭を投げ入れるか如く、手元の資金をSPXLに投げ込みたくなります。

定期預金にしておいてよかった。住信SBIネット銀行によってそれは強固に守られています。

普通預金だったら今頃SPXLになっていて、クリスマスに死の淵を彷徨うところでした。

今考えるだけでゾッとします。

来年のNISAが解禁になったら一先ずSPXLの積立投資を始めたいと思います。

SPXLはS&P500 の三倍の値動きをすることで知られています。

じゃぁ33%以上下げたらどうなるの?消えてなくなるの?

確かにそれは極めて危険ですが、そうはならないようです。

なぜならサーキットブレーカーがあって、1日20%以上の値動きは制限されているからです。安心安全のVangurdから引用します。

Circuit-breaker points represent the thresholds at which trading is halted market-wide for single-day declines in the S&P 500 Index. Circuit breakers halt trading on the nation's stock markets during dramatic drops and are set at 7%, 13%, and 20% of the closing price for the previous day. The circuit breakers are calculated daily.

Level 1 halt (7%)

  • Trading will halt for 15 minutes if drop occurs before 3:25 p.m.
  • At or after 3:25 p.m.—trading shall continue, unless there is a Level 3 halt.

Level 2 halt (13%)

  • Trading will halt for 15 minutes if drop occurs before 3:25 p.m.
  • At or after 3:25 p.m.—trading shall continue, unless there is a Level 3 halt.

Level 3 halt (20%)

  • At any time during the trading day—trading shall halt for the remainder of the trading day.

Vanguard - Market circuit breakers

第一段階、7%の下落で15分間停止、第二段階、13%でもう一度15分間停止、第三段階、 20%でその日の取引は強制終了、第四段階、僕の心肺停止です。

なるほど。

ちゃんと機能するんだろうね。中国の株式市場がサーキットブレーカー導入して、毎日強制終了してたけど、あんなことにはならないだろうね。

まぁこれがあれば心の準備と身辺整理はできます。

一瞬で消えてなくなることはなさそうですが、ほぼ全額が霧消する可能性があることを覚えておかなくてはいけません。

だから、SPXLに投じる金額は一定額に抑えておくのが賢明です。

例えば、NISA枠に限るとか。120万円でも十分破壊力があるし、爆騰したときの非課税メリット半端ではありません。

ポートフォリオの一部に利用するくらいであればいいのかなと思います。

まだ先は長いですから、ゆっくりコーヒーでも飲みながら楽しみましょう。

風が強く吹いている (新潮文庫)

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