TOEICリーディングパートで得点を上げるコツ

若いころ英語の試験を結構受けていて、TOEICも何回も受験したことがあります。もしかしたらみなさんにも役に立つかもしれないので、僕の解き方を紹介します。

結論から言うと以下2つです。

  • 穴埋め問題(Part5と6)は平均1問10秒以下で解く勢い。勢いね。
  • 読解問題(Part7)は最後から解く

以下はその詳細と思い出話になりますので、興味がある人は読んでください。

目次

思い出

学生時代の環境は、僕にとってチャレンジングでした。

TOEIC満点がゴロゴロいて、TOEIC満点取れないと友人からよくバカにされました。

友A「へ、こんな簡単なテスト満点取れないやついるんかいな」

友B「え、満点じゃないの?寝てたん?」

友C「時間10分くらい余ったから、最後寝てたけど」

牛「ンモォォォー」

素敵な友人たちを持ったものです。

しかしそれにインスパイアされた私は勉強を重ね、950点まで得点を上げることができました。

(周りのみんなが優秀だったので、大学のIPテストだとリスニングの試験は雰囲気で正解が分かって有利)

でも結局これが自己ベストです。

この950点と990点満点には大きな実力差があると痛感しました。

これは英語の力だけではありません。集中力とか効率の良さとか不屈の精神も求められます。

満点目指すレベルになると、その日の体調、天候、気温、湿度、気圧などにも左右されますが、どんな逆境でも結果を出す総合力が備わっていなければならないのです。

とはいえ、950点だってその辺の人よりはいいはずなので、800点以上くらいを目指している方は僕の言うことは少しは役に立つかもしれません。

(今受けたら650点くらいだと思うけど、英検終わったらトライしてみます)

 

では、冒頭の解法についてお話しします。

穴埋め問題(Part5 & 6)

穴埋め問題を何秒以内で解くというのは結構言われることだと思いますが、10秒というのはあまり聞いたことがないと思います。

もちろん、これは結構難しいのですが、10秒って思いのほか長いです。

ストップウォッチで測ってみましょう。このくらいの時間で判断できない穴埋め問題の正答率は一気に下がると考えています。

中には2秒位で解けるのもあるし、10秒じゃ厳しいのもあるから平均10秒くらいのイメージですね。イメージね。(Part6はもう少し時間がかかるね)

だから、穴埋め問題で即答できなかったらその時点で負けと思って次に行くのが賢明です。その分をPart7に時間を割いた方が得点につながりやすいからです。

だから勉強するときもこれを意識して何百問、何千問と練習するとよいと思います。

そうしていくうちに初心者用の問題と上級者用の問題の識別も付くようになるのでメリハリも付きます。問題を見て「ん、これは丁寧に行こう」というのが分かってきます。

10秒はちょっとやりすぎにしても、Part5 & 6を20分以内で解き終わるのが理想でしょうか。

 

読解問題(Part7)

ある程度読解力のある中級から上級者の方は最後の問題(ダブル、トリプルパッセージ)から解いていくことをおすすめします。

これはリソースを適切に配分するねらいがあります。

Part7を順々に解いていくと、進むにつれてパッセージの単語数が増え、難易度が上がっていきます。一方、あなたに残されているパワーはどんどん減っていきます。

分かりますよね。HPがなくなって瀕死の状態でラスボスに勝負を挑むようなものです。

そうすると余力がある状態なら解けた問題が正答できなくなってしまいます。なんとかトリプルパッセージに到達したものの、余力はなくその場で茫然と立ち尽くしてしまったという人が後を絶ちません。

一方、瀕死でもスライムのような弱い敵なら倒せる可能性は高まります。

だからまだ余力があるうちに強い敵を倒していくというのがこの解法のねらいです。

逆から解けば、進むに従って問題の難易度も下がっていく傾向にありますから心の余裕にもつながります。

「もうこんなに疲れているのに、トリプルパッセージかよ。塗り絵や。」

なんてことはなくなります。

「残り時間は少ないけど、単語数の少ないパッセージだったらいけるかも」

このような心境で戦えた方が強いです。最後の最後まで戦える気がしませんか?

もちろん、時間配分はあらかじめ決めておいて、後半の問題に時間が取られすぎないように工夫する必要はあります。

また、読解力に不安がある人は最初から順々に解けそうなところから解いていった方が無難です。以上を踏まえて自分なりの解法を確立していけばよいと思います。

 

まとめ

  • 空所穴埋め問題(Part5と6)は平均1問10秒以下で解く勢い。勢いね。
  • 読解問題(Part7)は最後から解く

今回説明した内容は、小手先のテクニック的な部分が多いです。

しかし、自分の力を最大限に発揮するにはどうすればいいか?どうすればもっと得点を上げられるか?このことを常に考えて試行錯誤することは大事なことです。

テクニックとしては小手先かもしれませんが、その試み自体は幅広く応用できるもので無駄にはならないでしょう。僕ももう一度頑張ってみようと思います。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4