マクドナルドのセルフオーダーは日本に導入されないのか

海外に行くとマクドナルドがセルフオーダーのマシンを導入し始めていることに気が付きます。

三年前位に中国に住んでいた時もセルフオーダーマシンがありました。こないだ香港に行った時もあったし、フランスにもありました。

海外ではこれがあると少し気が楽になりますね。

僕のブロークン英語だと伝わらない可能性が高いし、オーダーのオプションが限られてしまうからです。

少し脇道にそれますが、中国のSubwayで自分の思い通りに注文するのは結構難しいです。それができたら中国語検定3級を授与してもいいクラスです。

トマト抜きにしたいけど、トマトってなんて言うんだ?ソースはあれがいいけど、読めない。。とりあえずBBQ。

こんな不本意な結果に終わることもあるでしょう。

そんなときセルフオーダーマシンがあると便利です。自分で自由自在にカスタマイズできるからです。

しかし、これに果敢にチャレンジできる人とめんどくさいからいいやとなる人がいます。恐らく日本人は後者の割合が多いのではないかと思います。

例えば、セルフレジがあるにも関わらず、コンビニで長蛇の列に並んでいる光景を目にしたことがあります。

こんなにセルフレジが空いているのにだれもチャレンジしない。ユニクロでセルフレジが導入された時もそうでした。

やり方分からないし、急いでないから普通のレジでいいや。

こう考える人が多いのでしょう。その気持ちもとても良くわかりますが、こうなるとセルフマシンを導入する意義がなくなってしまいます。

 

日本では一部のマクドナルドで実験的にセルフオーダーシステムが取り入れられているようです。もっと導入すればいいのにと思いますが、どうなんでしょうね。

これは明らかに機械が人の仕事を奪っている一例かもしれませんが、注文を取るのはマシンに任せて、作る方にリソースを割いた方が効率的です。

オーダーを自分ですれば、注文ミスがあった時の責任の所在が明確になる利点もあります。

確かに導入したばかりの頃は戸惑う人もいるので時間がかかるかもしれません。しかし、慣れてしまえばセルフオーダーの方がはるかに効率的な気がします。

とはいえ、上述の通りセルフレジがガラガラでも敢えて長蛇の列に並ぶ保守的な国民性?そして電子決済がまだ十分に普及していないことを考えるとセルフオーダーが導入されるのはまだ先の話かもしれません。

でも思い切ってやっちゃえばいいと思うんですよね。人間そのくらいの変化には順応できるはずです。

うちのオカンだってイオンでセルフレジ使っているし、香港だってセルフオーダーのやり方を後ろに並んでいるおじさんに教えてもらったくらいです。ちなみに香港はセルフオーダー一択でした。

こういう環境が人を成長させるのかもしれません。

教えてもらったことしかできません。という意識を変えていかないとどんどん取り残されてしまいそうな気がします。

少し勇気とパワーが必要だけど、新しいものはとりあえず試してみることを心がけたいですね。