普通の腕時計なんか不要だ、スマホがあれば時間は分かるし、時計をつけるならアップルウォッチで十分だ。でもその認識は甘い。普通の腕時計が必要なときがある。
私は以前数十万する腕時計を保有していたが、昨年それを売却し、アップルウォッチに乗り換えた。
時計をつける意義が自分にとって不確かになってしまったのと、アップルウォッチの方がたくさんの機能があってとても魅力的に見えたからだ。
時間はもちろん、心拍が測れ、音楽も聴けるし、財布代わりにもなる。とても便利だ。
ロバートラングドン教授を見習って、ミッキーの時計にしている。とても可愛い。
もう普通の腕時計の出番はないな、そう思っていた矢先のことである。
久しぶりに英検を受験した時に愕然とすることになった。
試験中はスマートウォッチの使用が禁止されていることを会場で知ったのだ。
非スマートウォッチを使用しなければならないが、それは既に売却済みである。
この規則により、私は前回の英検で多大なるハンデを背負うことになった。
時計がない状態で試験に挑むのは、羅針盤なしで航海に出るのに等しいくらい無謀なことだ。
早速、BLUE PLANETを購入した。
BLUE PLANETの特徴は以下の通りだ。
- 100円
- カラーは全6色
- 超軽量、小型化を実現
- ボタンは片側2つ、もう一方はダミー
- 非防水
十分である。
敢えて「非防水」と書いてあるところに水への脆弱性が読み取れるが、試験は水とは無縁であるから問題にならない。
ブループラネットの軽量、小型が気に入った。
私は手首が細いのでケースが大きい時計はあまり好きではない。アップルウォッチも一番小さいものを選んだし、オメガならコンステレーションが好みだ。
そんな私にBLUE PLANETはぴったりなじむ。ネーミングも見た目も悪くないし、必要最低限の機能を備えたコスパ最強の腕時計である。
スマートウォッチさえあれば大丈夫だと思っている若者に警鐘を鳴らしたい。
非スマートウォッチが必要な場面は存在する。試験に行くときはくれぐれも普通の腕時計を忘れないでほしい。
もしスマートウォッチしか持っていないなら、ブループラネットを一つ手元に用意しておくことをおすすめしたい。