我が家のネスプレッソマシンが第二の人生を歩み始めた。
私はコーヒーが好きなので、家でエスプレッソが飲めたらいいなと思って、ネスプレッソマシンを購入していた。
この記事を書いている時点では、8,888円で売られている。中国人好みしそうな数字である。これにいろんな種類のフレーバーを自分の好みに応じて購入すればいい。正直、心が躍る。
これには二つのボタンが付いていて、以下の2種類の抽出量が調整できる。
- エスプレッソカップ(約40ml)
- ルンゴカップ(約110ml)
電源を入れれば約30秒ほどでスタンバイが完了し、カプセルを装着、ボタンを押せば本格的なコーヒーが家でも飲める。これがネスプレッソマシンを導入するメリットだ。カプセルはものにもよるが、最低でも1カプセル80円位する。
これを高いとみるか、安いとみるかは人それぞれだが、毎日3杯飲むとなるとそれなりにコストは嵩む。
このコスト高から次第にネスプレッソマシンから遠ざかり、いつのまにかネスプレッソマシンを使わない日々を送るようになった。
インスタントコーヒーを飲んでみるが、ネスプレッソで肥えた舌を満足させるには程遠いクォリティだ。ほかになにかないだろうか。
あった、セブンイレブンのドリップコーヒーだ。
10袋税込みで250円位で売られており、コクのオリジナルブレンド、香りのモカブレンドの2種類に加え、カフェインレスコーヒーもある。(こちらはもう少し高い)
袋を開けるとたちまちコーヒーの芳香が部屋中に広がる。これは良い。
もちろんスタバのようなコーヒーというわけにはいかないが、低コストでそれなりに質の高いコーヒーを楽しむことができる。一杯あたり約25円だし、入手もしやすい。
そこで役に立ったのが一線を退いていたネスプレッソマシンである。
彼の特徴は、即座に決まった分量のお湯を提供できることである。
ドリップコーヒーの作り方を見るとこう書いてある。
少量の熱湯を注ぎ、約20秒蒸らしてから熱湯を2~3回にかけて約200ml注いでください。
200mlって言われても、、となるでしょう?
ネスプレッソマシンを使えば、エスプレッソ(40ml)、エスプレッソ(40ml)、ルンゴ(110ml)の組み合わせで実現可能だ。
少し濃いめが好みならエスプレッソ+ルンゴでもいいし、このあたりは自分のその時の気分に応じて好きなように組み合わせることができる。再現性も抜群だ。
つまり、ネスプレッソマシンは決められた分量のお湯を即座に提供できるマシンとして、第二の人生を歩み始めた。
朝、起きる、とりあえずスイッチ入れる、布団たたむ、スタンバイ完了。
あと、わかめスープとかを作る時も便利ね。
第二の人生を歩み始めたネスプレッソマシンと自分を重ね合わせ、微笑を浮かべながらドリップコーヒーの芳香を楽しむ。