私はこう見えて、HSBCシンガポールにも口座を保有しているので、たまにお知らせが舞い込んできます。今回のお知らせは、とてもベーシックな内容で良いと思ったので紹介します。
もちろん英語なので、その内容を簡単に意訳してお伝えします。
イントロ
だれもがあらゆる情報にアクセスできるようになったおかげで市場の変動は半端ではありません。ひとたびネガティブなニュースが流れれば、株価は一瞬で暴落し、その度にあなたの「長期投資」に対する信念が試されます。
このマーケットの変動を乗り切る「確実な方法」は存在しませんが、次の5つのアドバイスが役に立つでしょう。
目次
1 とりあえず落ち着け
マーケットは様々な要因で変動します。歴史は必ずしも繰り返さないが、韻を踏むという言葉があるように、短期的な変動はいつの時代でも起こりうるものです。
しかし、それは株式市場の長期的な成長を妨げるものではありません。
歴史を振り返れば、大規模な景気の低迷の後には、大きな回復が起こっていることが分かります。
短期的な急落があったからと言って、パニック売りをしてはいけません。その後の株価上昇を逃すことになるからです。
2 市場から退場するな
市場が不安定になってくるとこれ以上の損失を避けたり、利益を確定したくなる誘惑にかられることでしょう。しかし、短期的な値動きばかり気にしている投資家は結局、高く買って、安く売ることになります。歴史を振り返れば、たとえ短期的な調整はあっても、長期的は株価は大幅に上昇しているのです。
もちろんいつも同じような道をたどって回復するわけではありませんが、長く保有すればするほど、より高いリターンが得られる傾向があります。
3 分散せよ
要は全ての卵を一つのかごに入れるな、いうことです。資産によって、異なる値動きをするからです。
異なる特徴を持つ資産を組み入れることでポートフォリオ全体のリスク低減効果が期待できます。リターンの低い資産があったとしても、他のリターンの高い資産によって補える可能性が高まります。
4 チャンスを活かせ
マーケットの下落はチャンスです。市場への見方が悲観的になると、株価は下がります。それは投資の絶好の機会となります。もちろんマーケットの値動きを予測することはできませんが、投資家がみな悲観的な時こそもっとも投資に最適なタイミングであることが分かっています。
5 積立投資せよ
積立投資とは、何が起ころうとも継続的に株を買い増すことを意味します。自ずと株が安い時に多く買え、高い時には少なく買うことになります。
購入価格を平準化できるので、誤ったタイミングで一括投資をしてしまうリスクを低減できますし、これにより投資という長旅をより穏やかな精神状態で続けることができるでしょう。
以上です、一部意訳して伝えたところもありますが、できるかぎり分かりやすく忠実に再現してみたつもりです。
投資をするにあたってとても大事なことばかりです。
このようなアドバイスをしてくれるHSBCシンガポールに好感が持てました。