米国株の上昇を信じる投資家の合理的な投資方針は、全てのお金を今すぐS&P500などの米国株インデックスに投じることです。
さらにリターンを高めたければ、S&P500の3倍の値動きをするSPXLというETFがあるので、全ての資産をそれに投じるのがよいでしょう。
資産が右肩上がりになるならば、できる限り早く、できる限り多くの資産を投じるのが正解です。
できますか?できませんね。
だとすれば、あなたの米国株に対する信念は甘いということになります。
もちろん、私の信念も甘いです。
頭ではわかっているけど、SPXLの値動きが半端ではないため、私の精神と肉体が不具合を起こさないようぎりぎりのラインを探っています。
私の投資方針をおさらいします。
- VTI 1000単位のホールド
- SPXL NISA口座で毎日買い付け
シンプルです。
これを続けて株が70%、現金が30%の比率になるようにやっていきます。
私がNISAでSPXLを毎日買い付けている理由は以下の通りです。
- 長期的に米国株の上昇を信じている
- S&P500の3倍なのでNISA枠も3倍になった気分でお得な気がする
- ロールオーバー使えたらとんでもない非課税メリット享受できそう
- NISAでETFを買うと購入手数料無料
- 値動きが大きいので毎日積み立ての安心感が大事
もちろんCFDとかでダウ平均を買ってもいいのですが、レバレッジを効かせると万が一の時に強制ロスカットされてしまいます。SPXLであればその心配はありません。
また、理論的には一気に33%下落すると価値がほぼゼロになりますが、実際はそうなるまでに多少の時間を要します。サーキットブレーカーが存在するからです。
Circuit-breaker points represent the thresholds at which trading is halted market-wide for single-day declines in the S&P 500 Index. Circuit breakers halt trading on the nation's stock markets during dramatic drops and are set at 7%, 13%, and 20% of the closing price for the previous day. The circuit breakers are calculated daily.
Level 1 halt (7%)
- Trading will halt for 15 minutes if drop occurs before 3:25 p.m.
- At or after 3:25 p.m.—trading shall continue, unless there is a Level 3 halt.
Level 2 halt (13%)
- Trading will halt for 15 minutes if drop occurs before 3:25 p.m.
- At or after 3:25 p.m.—trading shall continue, unless there is a Level 3 halt.
Level 3 halt (20%)
- At any time during the trading day—trading shall halt for the remainder of the trading day.
なので、一撃で終わるということがないのがメリットでもあります。心の準備くらいはできますね。まぁ実際にそうなったらどうなるか分かりませんが。
ということで昨年からSPXLへの投資を始め、今年のNISAからSPXLの毎日積み立てを開始しております。楽しいかと言ったら全然楽しくないですが、今のところ続けることはできています。
NISAでSPXLを毎日積み立てるとどうなるか実験は引き続き継続中です。詳細に興味ある方は引き続きこのブログをご覧ください。