タワーマンションのゲストルームで旅行気分を

天空から下界を眺めると、雲に包まれた東京の夜景は霞んでいる。あと何回この景色をみることができるだろうか。

ゴールデンウイークは引きこもることに決めましたが、今住んでいるマンションのゲストルームで暮らして旅行気分を味わっています。

身体は引きこもっていても心は解放されています。

部屋が変わるだけで全然違いますね。しかも高層階にあるので、非日常感を味わえます。雲で全然外見えないけどね。

もう間もなくこのマンションを出ます。何回も引っ越しを経験していますが、やはり寂しいものがありますね。

家賃は収入の三分の一が適正とか言われてますが、今の私は収入の三倍以上ですかね。ウケます。

でもここでの経験はかけがえのないものでした。幼少の頃の夢をかなえることができて満足しています。

最近は一日一日を愛しみながら暮らしています。やはり人は終わりを意識して初めて、あらゆるものの大切さを学びます。

当たり前だと思っていることが、明日も当たり前にできるとは限りません。そう思うと日々の過ごし方が少しずつ変わり始めました。

 

ということで、今のマンションの設備を最大限活用すべく、ゲストルームの空きをすべて予約し、キッズルームで一人で遊び、ラウンジで中国人のマダムと歓談。メルペイでケーキを買って、一人でGWを楽しんでいます。

明日が来るかもわからない。だから今したいと思うことをやっておきます。

サラリーパーソンの働き方も悪くないけど、自分の時間をもう少し分散投資してみたいと思いました。

世界中を走りたいし、いろんな本を読んだり、書いたりしてみたいし、尺八も学んでみたい。全身脱毛にも興味があります。

そんなことを考えていたら、起きている時間の大半を会社に使ってしまうのは、ちょっともったいと思うようになったのです。

業務時間中にいきなり尺八吹き始めたらやばいし、上司へのメールを5・7・5・7・7にしてもやばいし、会議室でブラジリアンワックスで脱毛してたらどうなるでしょう。

いずれもかなり面白いと思いますけど、持続可能ではありません。

なので、少し自由な環境でしばらく自由にやってみようかなと。そこから何かしら学ぶことがあるはずです。実際にこの5か月でいろいろなことが経験できました。

もちろん、ただぶらぶらしているのではなくて、やりたいと思うことを意思を持ってやることにしています。

マラソンもそうだし、旅行もそうだし、ブログもそうだし、勉強もそうです。ボランティアだってそうです。

このたった5か月でサラリーパーソン時代にはできなかったことをたくさん経験できたし、自分の変化も感じています。

もちろん時にはやるのが億劫になることがあります。このままでいいのかと不安になる時もあります。

それでも淡々とやり続けていると、新たな地平が開けてきたような気持ちになることがあります。この感触はサラリーパーソン時代にはなかったことです。

 

ところで、テレビを見ていたら、この休みをどう過ごしたらよいかわからないというおじさんがたくさんいました。

みんなお金の心配ばかりしているけど、どうやら問題はそこだけではありません。

時間の使い方についても今のうちからよく考えておいた方がよさそうです。お金があっても何をしたらよいかわからなかったら何の意味もありません。

令和と共に僕の新しい生活も始まります。

今のマンションから離れることはこれまでの信用との離別も意味します。これからまた一から始めなければなりません。

不安もありますが、サラリーパーソン時代よりはワクワクしています。まぁどうにかなるでしょう。

宇垣美里 ファーストフォトエッセイ 風をたべる

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