この記事を書いているのは、英検1級二次試験が前日に迫った夜のことである。
結局、やらなあかん、やらなあかんと思いつつ、満足に勉強ができず前日を迎えてしまった。
久しぶりに味わう何ともいえない緊張感。
10年前、英検1級の二次試験を受け、言いたいことを英語で言えない悔しさで泣きながら四谷駅を後にしたことを思い出した。(それでも合格最低点で合格)
今は、僕ビール、君ビールを口に含み、英検1級 面接大特訓を手に取るも、あまり集中できず、すぐに本を閉じて、もの思いに耽る。
そんな夜を過ごしている。なんだか落ち着かない。雨音がより一層大きく聞こえた。
今回の戦略は明確だ。
どんなお題が出てもとにかく「年功序列制度は反対」に持ち込むことである。
「監視カメラの是非」や「動物実験は正当化されるべきか」などのトピックから「年功序列制度反対」に持ち込むのは至難の業であるが、それしか勝ち目がなさそうだから致し方あるまい。
とはいえ、もしお題に「年功序列制度」が出たら、逆にテンパって何も喋れなくなって、終了するというリスクもある。大いにありそうで怖い。
もう一つ恐れているのは、英語をしゃべらなければならないのに、中国語が出てしまいそうなことである。
私のスピーキング第一外国語に設定されているのは中国語だ。
その設定の解除の仕方も分からないし、いまさらもうどうしようもない。
Well...といわなければならないところを「那个、、」I thinkを「我觉得」とか「我相信」としてしまいそうで怖い。大いにありそうで怖い。请再说一遍。
まぁよい。
なんでもかんでも「年功序列制度反対」はちょっと極端だが、いくつかのパターンを用意して、無理やり当てはめてしまおうと考えている。鉄板フレーズは以下である。
言葉に詰まったらとにかく以下のフレーズを口走ろうと決めた。
- とりあえず経済を発展させる(boost the economy)
- 困ったら雇用を生み出しちゃう (create huge job opportunities)
- 悩んだ時はQuality of Lifeを上げる (improve their quality of life)
- 安心安全の関係向上 (strengthen relationship)
- あとは世界の安定と平和のために (world peace and stability)
攻略本を読んでいるとこの手の表現がとても多いことに気が付いた。
確かに幅広く使えそうだ。
しかし、英検1級の面接対策は結構脳みそが鍛えられるかもしれない。これを日々続けていったら、結構頭いいの人になりそうだ。
こんなブログを書いているなら、その分をスピーチのネタ仕込みに使った方が間違いなくよい。
なんかあまり勉強せずに定期試験前日を迎えちゃったから今日は一夜漬けだ、的な高校生のドキドキワクワク気分を味わっている。
気分が少し高揚しているようだ。
とにかく明日の試験まで今から一生懸命頑張ろうと思う。
続く