TOEICのリスニングを満点取る人にも様々なレベルがあると思いますが、ギリ満点が取れるレベルでは、英語のニュースや海外ドラマを聞き取るには不十分です。
私がそうだからです。
こないだTOEIC受けた時にぽろっとリスニングで満点が取れたんです。まぁ受ける度に得点が下がってるんですけどね。
しかし、CNNやBBCなどの英語のニュースが100%聞き取れるかというと微妙です。
もちろん、結構聞き取れますよ、手も足も出ないということはないです。
しかし、手くらいしか出ないことは結構あります。
海外の映画やドラマはジャンルにもよりますが、「SUITS」はかなりむずいです。
アラジンは結構いけたけど100%は無理です。子供でも分かるはずなのに。
なぜ聞き取れないかというと、背景知識が不足しているからだと思います。
海外ドラマの「SUITS」で言えば、幅広い教養がセリフの随所にちりばめられています。
そして、登場人物がお互いその知識がある前提でウィットに富んだ会話をしているのですが、日本語でも意味が分からないことはよくあります。
ですから、これらの英語が理解ができないのは、背景知識や専門的な単語、独特な口語表現を知らないからだと思っています。
TOEICで試されているのは、英語におけるほんの一部分のジャンル(ビジネスや日常生活)だけであって、それ以外のジャンルに関する知識については問われません。
BullXXit. とかTOEICに出てきません。「SUITS」見てるとこれでもかというくらい出てきます。頻出単語です。
また、海外のニュースも全然背景知識が知らないと意味がわかりません。自分の知らない地域の政治問題が出てくるともうお手上げです。
一方、401Kとかの話題が出てくると、ふんふん、と理解できます。(理解できたような気になってるだけかもしれない)
だから、個人的な感覚では、TOEICのリスニング満点は「英語で情報収集するための基礎の完成」的な位置づけです。
ある程度背景が理解できる内容については、そのほとんどを正確に理解できる。
しかし、専門外、背景を知らない英語については対応できない可能性が十分にある。
まぁ当たり前ですがね。
何でもリスニングで聞き取れるようになりたかったら、リーディング、リスニング問わず大量のインプットをするしかありません。
分からなかったら、英語で調べる。英語で勉強する。
このようにして、少しずつ英語で意味が分かる世界を広げていく必要があるのだと思います。
今はオーディオブック(英語)や海外のYoutubeで情報を収集できるようになることが目標ですが、それにはまだリーディングもリスニングも力不足です。
というか知識不足(語彙不足)です。
これができるようになると、一気にレベルアップができそうなんですが、、
ということで、これからも日々勉強を続けます。
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