何か苦手なことやできないことがある時、人は(僕もだけど)よく自分の才能のせいにします。しかし、ただ単に勉強や訓練の時間が圧倒的に足りていないことがほとんどです。
勉強しているような時間はあるけど、全然勉強になってないことが多い。
これが僕の反省点です。
それでもたまに言われることがあります。
顔は悪いけど、頭いいよね。
性格は悪いけど、記憶力いいよね。
でもね、僕もそれなりにやってるだよ。
たいして勉強しないで、物事が上達すると思っている人が多いようですが、甘いです。
砂糖のように甘い。甘いよ。甘すぎる。
だれしも最初は何も分からないことからスタートするのです。
僕だって最初、米国株は八百屋で買えると思っていました。
トライアンドエラーを繰り返し、知らなかったことを知り、今までできなかったことが今日できる。
これが勉強です。
天才たちは今日もどこかで知識を増やしては歓喜しています。
今日はこんなことが分かったぞ!うおお、これでまた一つ賢くなった!
今までなんで会社なんかに行っていたんだぁぁ!うおお、危なかったぁぁ!
とね。
知らないことを知る。
それを基にまた知らないことを知る。
1段上がれば目の前の視野が開けるように、1つ知識を増やせば、知の平野があなたの眼下に大きく広がって行きます。
ベリーシンプル。
しかし、このことを認識していない人が多い気がします。
勉強する前に知らなかったこと、できなかったことが、できるようになったか。
できなかったとしても、何が原因なのか、ヒントが得られたか。
例えば、ある本を読んでも、意味が全く分からない。よくある話です。
僕は、日本語の文法はマスターしているはずだから、単語の意味が分かっていないということか。。
じゃあ関連テーマで岩波ジュニア新書を読んでみよう。
それでも分からなかった。
ということは、日本語ができていない可能性が高いから、日本語をまずやろう。
こうして、さらに勉強を進める、または勉強方法を変えてみる。
これが勉強です。
世の中には、できなかったことをできないままにして、過ぎた時間を勉強と呼ぶ私のような人がたくさんいます。
理解できないけど、文字を追っただけで、勉強としてしまうパターン。
これが本当に時間の無駄。
だから、何時間勉強した!とか何冊本を読んだ!というのは極めて危険です。
私の例で言えば、2時間英語をリスニングした!とかよく言いますが、何も頭に残っていないことは日常茶飯事です。
これをリスニングの勉強と呼んではいけません。
やり方を変えましょう。
vacationの発音って、ベイケイションだったのか。。嘘だろ。。
という発見が大切です。
過ごした時間よりも、何が分かったか、分からなかったか。
何ができたか、できなかったかを知ることが大切です。
本を何冊読んだ!
で、ちょっと教えてよ?
と言われて、すらすらと自分の言葉で述べられますか?
「ピューマ」って知ってる?そうそう、ボルトが履いているスパイクのメーカー。じゃなくて、動物のピューマね。あれの本物見たことある?あれね、顔はネコなんだけど、下半身がすごいごついのね。空も飛ぶらしいよ。
ということで、新年の目標を会社で言わされる時「本を〇冊読む」という人が殺到しそうですが、それだったら、
「会社のすきま時間を使って読書ブログを運営します。目標記事は50記事」
とかの方がいいですね。
これができた時点で、来年のあなたは、間違いなく今よりも格段に強いです。
まとめ
勉強と思っていた時間が全然勉強になっていないときがかなりあるので、今年はそれを直したいです。