私は米国株投資日記を書いていますが、もはや投資に関する記事は少なくなりました。無理やりSPXLとかTECLに投機してネタを作っているところです。
なぜそんなことになるかというと、投資に関してやることがないからです。
現金をVTIに換えて、あとは分配金を再投資する。
この投資方針でどうしたら毎日投資記事をかくことができましょうか。
いやできません。
だから、投資はそこそこにしておいて、その余った時間で英語を勉強したり、本を読んだり、ボランティアしたり、マラソンを走って楽しもう。
そんなメッセージをこのブログは発信しています。
ところで、みなさんはなぜ投資をしようと思ったのですか?
投資について勉強を始めたのは、お金の悩みから解放されて、自分の嫌なことをせず、自分の好きなことをしたかったからではありませんか?
投資とは、その領域に効率的にたどり着くための手段だと思ったからではありませんか?
よりよいポートフォリオを目指すのはいいですが、それは何のためでしょうか。
お忘れになってはいないでしょうか。
投資ブログを標榜し、趣味について語る。
これが投資ブログの完成形かもしれません。
さすがに私も「VTIを一括で買ってあとはほったらかしです」とまでは申しません。
毎週成長記録をつけていますし、ちょっと株が上げ下げすればキャーキャー騒いでおるからです。
しかし、ひとたび一括でVTIを購入しておけば、もう心労はありません。
追加投資するお金がないから、株が下がってもどうしようもないのです。
私にできることといえば、VTIから滴り落ちる分配金を両手で掬い取り、それをVTIの頭へ丁寧にかけてあげることくらいです。
日々の成長を楽しみ、愛しむ。
これが私の投資方針であります。
私のメインポートフォリオはVTI一択。
2016年8月に購入したVTI1000単位で老後資金を獲得するという壮大なプロジェクトです。
現状(記事を書いている時点)
- 株価:169.21USD(112USDで購入)
- 単位数:1059単位(59単位は分配金再投資分)
- 保有額:1960万円くらい
VTIを保有し続けるというのは簡単なことではありません。
長期保有や、と言って本当に長期保有できている人はどのくらいいらっしゃいますか。
2%にも満たないと推測します。
私もVTI以外にセクターETFや個別株に手を出して痛い目に遭いました。
わいならできる、という根拠のない自信は、米国株式市場で木っ端微塵に吹き飛びました。
一命を取り止めることができたのはほかでもありません。
VTIが居てくれたからです。
そうか、やはり、そういうことだったのか。
僕は悟りました。
ですから、この、VTI1000単位だけは、手放さすに、丁寧に、愛情をこめて、育てていきたいと思うのです。