私は英検1級に受かった後も毎日英検1級の二次試験の勉強をしています。今回はその方法についてお伝えします。
私は2018年度第3回から4回連続で受験していて、2019年度以降は合格しています。
そのうち第1回と第2回は二次試験で34点(40点満点)、第3回はコロナを恐れて面談から逃亡しました。
面接は二回とも同じ点数だったので、僕は34点位の実力なんだと思います。
だから、僕の勉強方法を試せば、34点まではいくかもしれません。
2019年度第1回
2019年度第2回
ではどのような勉強をしていたのか。
やり方
- 英検1級の過去問のモデルスピーチを毎朝30分音読する
以上
とてもシンプルです。
最初はライティングの参考書を使ってましたが、やはり英検1級の過去問のモデルスピーチを使うのがよさそうです。
私の朝は英文の音読とともに始まります。この4つのパッセージを何も見ずに言えるようになるまで音読し、情景が頭に浮かぶようになればオーケーです。調子がよければ、もう1ページ、疲れたり、飽きたりしたら終了します。これが英検1級に合格するための私の基礎訓練であります。 pic.twitter.com/hWu4TkyqRe
— 牛 (@wakaiojisan1) January 4, 2020
英検1級を制す秘訣は、過去問を何度も丁寧に解き直すことです。過去に出題された単語は全て覚える。ライティングの模範回答からカッコいい表現を盗む。リスニングのスクリプトやスピーキングの回答をほぼ暗唱するまで音読する。できてますか?それを12回分やれば合格できるでしょう。多分。 pic.twitter.com/W2GXnrZYSw
— 牛 (@wakaiojisan1) January 28, 2020
英検1級の面談のコツは情報力だと思います。いかに説得力のあるお話を短時間で組み立てて話せるか。だから、まずは参考書をざっと三周位読んでこのトピックの賛否はこれとこれね。みたいな感じでポポポポン💡と頭に浮かぶよう訓練するのがいいと思う。そして毎朝ポポポポンしてください。瞬発力大事。
— 牛 (@wakaiojisan1) February 11, 2020
英検1級二次試験に備え、過去問のモデルスピーチの音読を日々の課題とした。各回5つのモデルスピーチがあるから12回分で60個ある。なかなかのボリュームだ。今回こそ「肉食の正当性」について2分間のスピーチをしたい。 pic.twitter.com/rvE6Yu6uOW
— 牛 (@wakaiojisan1) February 13, 2020
英検1級の過去問を見た方がいいのは、対策本よりトピックが難しいからです。難しいというか具体的というか。それらをとりあえず俯瞰して、これきたらこれ、あれきたらこれ、なんじゃこりゃ、という風に反射神経を養います。本番では練習通りには行きませんが、この準備が面接には役に立ちます。
— 牛 (@wakaiojisan1) February 25, 2020
株価が暴落しても僕は英検1級のスピーチを音読し続ける。まるでお経のようだが効果は抜群だ。こうすることで僕の心は落ち着きを取り戻す。目の前のことに集中しよう。 pic.twitter.com/1S8CI9k6rh
— 牛 (@wakaiojisan1) March 17, 2020
さらにポイントを付け加えるとすればこんな点に注意すべきでしょうか。
- 最初はとにかく音読で良い
- 徐々にスクリプトを見ずに話す
- 理由とそのサポート文のかたまり毎に言えるようにする、など
- スピーチのポイント(要点)は常に頭に置いておく
- 丸暗記はではなく、自分の表現を適宜採用していく
- 常に仮想面接官に話しかけるように(シュリーマン方式)
ひたすら毎朝これをやってまして、最近でも続けています。
なぜ過去問を使うのがいいかというと、過去に出題されたテーマやその難易度を知ることが大事だと思うからです。
英検1級の面接のトピックは難しいです。その傾向を知り、関連する知識や情報を収集することも対策の一つとなるでしょう。
過去問には、トピックが各回毎にA日程とB日程で5題ずつ、計10題掲載されていて、モデルスピーチが5つ掲載されています。
私は計18回分の過去問を持っているので、トピックだけで180個、モデルスピーチは90個あります。
これを何週もグルグルやる。
それが私のリタイア後の生活の一部です。
私の個人的な感想ですが、スピーキングの攻略本に載っているお題は、実際の試験よりずっと簡単で、シンプルです。
あれより一歩や二歩位踏み込んだテーマが出題されます。Specificと言うんですかね。
- 「肉食の正当性」
- 「芸術に対して十分な公的資金が注入されているか」
- 「インターネットでの過激思想に対して対策を打つべきか」
- 「伝染病は将来人類の脅威になりうるか」!!!
このように結構難しいです。
だから、モデルスピーチを読みながら、へぇ、そういう意見があるのねぇ、、なんて思いながら、それを少しずつ日々吸収していくのです。
もし気になるトピックがあったら、それについて少し調べてみたり、本を読んでみるのも良いでしょう。
インターネットで調べればすぐにそのトピックの賛否や争点などを調べることができます。
過去のスピーチトピックを見ていて思ったのは、この中からライティングトピックになっているものが結構あるのではないかということです。
したがって、スピーチネタを仕入れておけば、ライティングにも使える可能性があります。
ちなみに2017年度第1回の感染症に関するトピックは、2019年度第2回のライティングに出題されています。他にもいろいろ似たトピックがありました。
そら、180個のネタを仕入れておけば、どれかは当たるわな。
いかがでしたか?
私の勉強法は、過去問のモデルスピーチを毎日音読することです。
そうすることで、英検1級に出題されるレベルのトピックを身体にしみ込ませ、それをアウトプットすることで瞬発力に磨きをかけることができます。
コツはしつこいほど何度も何度も音読することです。
この方法が正しいかは分かりませんが、それなりに力はついている実感はありますし、間違いなく知識も増えているので、しばらく続けてみようと思っています。
脳みそに適度な刺激が入って、ボケ防止にも一役買っていることでしょう。