私は老後の資金を資産運用で用意しようと考えていますが、やればやるほど長期投資は難しいと痛感します。
何が辛いかと言うと、時には1000万円位が一瞬で失われてしまうことです。
しかし、これは2,000〜3000万円位を株で運用していると、たまに起こることです。
実際それがついこないだ起こりました。
お金持ちの人は、もっと多くのお金が吹き飛んでいたわけで、それが僕だったら耐えられていただろうか、、と複雑な思いでした。
みなさんは、資産運用で数千万円位、人によっては、数億円のお金を作ることを目指しているかもしれません。
その位の資産規模であれば、定期的に株に積立投資すれば、十分到達可能な目標だとされています。過去の通りになれば、、ですが。
しかし、そこに至る過程で、今回のような暴落が起こることを忘れてはいけません。
つまり、老後を迎える前に数千万円が失われる時が来るということです。
これ、耐えられますか?
正直体験してみないと分かりませんが、億万長者になるためには避けては通れない道です。
さらに恐ろしいのは、その暴落がどのタイミングでやってくるのか分からないことです。
暴落は空気を読んでくれないし、何なら狙い撃ちしてくる可能性すらあります。
今は若いからいいけど、私が年老いてから資産が半分とかになったら、そのショックでバグっちゃうかもしれません。
その時の下落幅は、数千万円単位でしょうね。
そのダメージは、資産が右肩上がりで増えれば増えるほど、大きくなります。
だから、人生の終盤にさしかかるにつれて、その威力が大きくなっていく。
そのダメージを避けるため、リスクを減らすような工夫が求められます。
ではどうすればいいのか?
この対策の一つは、若いうちにできる限り株を買っておく、です。
何ならレバレッジを効かせることです。
へ?と思いましたか?
レバレッジって、博打的なイメージがあると思いますが、必ずしもそうではありません。
時間分散をすることにより、より安全に資産を増やすことが可能になるとライフサイクル投資術に書いてありました。
例えば、今は2000万円しかお金がないので、2000万円しか投資ができないと仮定しましょう。
しかし、このまま働き続ければ徐々に蓄えが増えて、それが4000万円になる日がいつかくるはずです。
ところが、その未来の2000万円が投資できる期間は、時が経つにつれて短くなっていきます。
投資できる期間が短くなれば、その分リスクが高まります。損をする可能性も高まります。
だったら、その将来に投資する予定の2000万円を今投資してリスク分散してしまえばよい。
これが時間分散の考え方です。たぶん
時間分散ができれば、リスクが減って、資産を増やせる可能性が高まる。
だいたいそんな感じだったと思うけど、間違えてたらごめんね。
興味あったらぜひ読んでみてください。
今回の経験で思ったことは、若いうちにレバレッジを効かせて激しい下落を体験しておくことも、長期投資に欠かせない修練かもしれない、、ということです。
若いうちに-30%の下落を連日で経験しておけば、じいさんになってVTIにフル投資してても「ふん、あの時ほどではないな」ってなりそうじゃないですか。
だから、若いうちに無理のない範囲でレバレッジをかけていき、激しい下落に身体と精神を慣れさせておくことも大事だと思いました。
お金を失うことへの耐性をつける。
これが長期投資の要諦ですね。
それ以外に大切なことは、他の資産をちゃんと持っておくことですかね。
- 安定的にお金がもらえる仕事につく。
- 安定的にお金をくれる人と共に暮らす。
- 安定的にお金を生み出すスキルを身に着ける。
などなど。
「今投資しているお金がなくなっても詰まない」
という状況を作っておくことが大事。
僕もいざとなれば、働けばいい。
ケンブリッジ英検塾とか、なわとび教室とかで、自分が生きていく糧を得ることはできそうな気がしなくもなくもないです。
人生全般に対して言えることですが、何事もそういう余裕が必要です。
別に会社で評価されなくても、俺にはこのなわとびがある。みたいな。
そう思える人は強いです。
だから、みなさんも投資だけに入れ込みすぎないように注意しましょう。
結局今投資しているのを使うのは、ずっと先の話です。もしかしたら使わずに終わってしまうかもしれません。