レバレッジNISAの近況報告

久しぶりにレバレッジNISAの近況報告をいたします。

私は以下の通り、NISAでレバレッジETFを運用し、5年後どうなるか実験をしています。

  • 2019年:SPXLの毎日積立
  • 2020年:TECLの一括投資

それぞれ指数の3倍の値動きなので、年間120万円の上限額が360万円になるね、とよろこんでおりました。

実際にその効果は絶大でした。

230万円の投資分が、一瞬で338万円に到達し、、、

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それが瞬く間に81万円まで急落しました。

230まんえんしかとうししていないのに、260まんえんのそんしつをたいけんできて、とくしたきぶんです。

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そして、今は157万円になっています。-73万円です。

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まだこの実験が始まったばかりなので、今後の動向が気になりますが、この値動きの激しさは尋常ではありません。

この激しい値動きを正気で乗り切れるのは、全人口の2%位だと思います。

もし仮にこの金額の単位を二つ増やしたら、3.33億円が0.8億円まで減っていたことになります。

そう考えると、結構やばいですね

一瞬で一億増えるのもやばいですが、さらに短い期間で二億減る衝撃は計り知れません。

このように、レバレッジNISAのおかげで、大変興味深い体験をすることができました。

もちろん、NISAで爆益の夢は追いかけ続けていますが、このような副作用があり、殺傷能力がとても高いことはお含みおきください。

 

ところで、先日記事にも致しましたが、レバレッジETFは急落で叩きのめされると、その後の回復が鈍ることが分かっています。

以下のチャートを見てください。

VOO(一倍)とSPXL(三倍)はそれぞれS&P500指数に連動しています。

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この記事を書いている2020年5月19日とほぼ同じ水準であった2020年3月6日の株価と比較してみましょう。

3月6日

  • VOO:268ドル
  • SPXL:47.5ドル

5月19日

  • VOO:270ドル
  • SPXL:36.9ドル

あかんではないか。

分かりますか?

TECLはもっとひどいです。

これがレバレッジETFのデメリットです。

今回みたいな急落には滅法弱い。

それをわが身を犠牲にして体感し、このレポートを配信しています。

ぜひこの点は皆さまにも共有しておきたいと思い、筆を執った次第です。

やはりレバレッジETFは、個人の特性に合わせて、比率を調整されるのがよいと思います。

ご利用は計画的に。。

レポートは今後も配信していきますので、引き続きお楽しみください。

怒涛の快進撃がここから始まります。

当たりますように。