私はSPXLとTECLという3倍レバレッジETFに投機していますが、この含み損がなかなか解消されません。
この記事でも書きました。
SPXLとTECLはそれぞれ以下の指数の3倍の値動きに連動しています。
- SPXL:S&P500
- TECL:The Technology Select Sector Index
バンガードのETF(1倍)だと、それぞれ以下に相当します。
- SPXL(3倍):VOO(1倍)
- TECL(3倍):VGT(1倍)
2020年6月16日時点のチャートで比較してみましょう。
VOO:SPXLの比較
VGT:TECLの比較
特にTECLの戻りが遅いですね。
参考までに各ETFの年初来最高値と最安値を記載しておきます。
- VOO:Max. 311.59USD / Min. 200.55USD
- SPXL:Max. 76.33USD / Min. 16.51USD
- VGT:Max. 278.78USD / Min. 179.45USD
- TECL:Max. 335.53USD / Min. 74.15USD
VGTは最高値を更新しているのに、TECLは最高値に全然届きません。
これが3倍レバレッジETFのデメリットです。
しかし、私はここから大逆転をしてくれることを信じています。
私はNISA口座でこのレバレッジETFを運用しているので、5年後に1倍ETFを手数料分を差し引いて上回っていれば勝ちです。
どうなるかは5年後になってみないと分かりません。
しかし、5年後の出口付近でまた何かしらの急落に見舞われたらアウトです。
3倍レバレッジは、1倍ETFに比べて回復が遅いので、その後に急上昇があっても回復に時間がかかる可能性が高いです。
ということで、年老いてからはレバレッジが資産的にも心臓的にも致命的になるので、注意が必要です。
したがって、若いうちにできる限りレバレッジをかけて、年を取るにつれて徐々にレバレッジ比率を下げていく戦略がよいでしょう。
私はまだ若い(と思っている)ので、しばらくレバレッジETFと戯れてみるつもりです。
次はSOXLが欲しいです。
当たりますように。