私の投機方針は、NISAでレバレッジETFを購入することです。次は半導体関連株のレバレッジETFであるSOXLに狙いを定めています。
前から目を付けていたんですよね。
やはりなんだかんだ言って半導体の需要はこれからも伸びるので、5年間位のスパン(NISAの投資期間)だったら、それなりにリターンが見込めるのではないかという考えです。
チャートは以下の通りです
今回のコロナウィルスのステイホームやソーシャルディスタンスで、より多くの半導体が必要になることを肌感覚で感じることができたと思います。
ちなみにこの記事を書いている時点でのSOXLの上位銘柄は下記の通りです。
- Nvidia 11.06%
- Intel 8.48%
- Texas Instruments 7.56%
- Qualcomm 7.36%
- Broadcom 6.82%
- Advanced Micro Devices 5.28%
- Taiwan Seminductor 4.09%
- Lam Research 4.09%
- Micron Technology 4.03%
- Kla Corporation 3.88%
Daily Semiconductor Bull and Bear 3X Sharesより(←最新はこちらで)
一般の方にはあまりなじみがない銘柄が多いのではないかと推察します。
ちなみにこの中では、マイクロンとラムリサーチが気になっています。
マイクロンは、半導体の中でもメモリという製品を作っている会社です。
ラムリサーチは、その半導体を作るのに必要な装置を作っている会社です。
世界的なステイホームでデータでのやり取りが増えていますが、クラウドでの保存などにも、半導体メモリ(NAND)がたくさん使われているため、株価上昇が見込まれているというわけです。
YouTubeが見れるのもこのメモリのおかげなのです。
市況回復の期待から、主要な半導体株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は10日に史上最高値をつけた。韓国サムスン電子などは設備投資を拡大する方針を示している。東京エレクトロンはメモリー大手の旺盛な投資意欲を背景に、20年の半導体前工程製造装置の市場について、データの一時保存に使うDRAM向けが前年比15~20%、NAND型フラッシュメモリー向けが50%程度伸びるとみている。
新型コロナによる外出自粛の影響で在宅勤務やオンライン学習が広がりサーバー向けの需要も伸びる見通し
やはりかなり調子がよくなってきているようです。
メモリ関連だと、デバイスメーカーは、マイクロン、サムスン、SKハイニックス、キオクシア(旧東芝メモリ)などです。
さらにそのデバイスを作るために、半導体製造装置も買われるので、日本だと東京エレクトロン、米国だとラムリサーチ、アプライドマテリアルなどの株価も上がるかもしれません。
半導体は大きく分けてロジック系とメモリ系に分かれていますが、それぞれブームが来るタイミングが違います。
例えば、ファーウェイのスマホに使われているCPUはロジック系で、この製品をTSMCで作ってもらっていましたが、米規制の影響で作れなくなってしまいました。
なので、この分はTSMCもビジネスが減ってしまったことになります。
ファーウェイは自社で設計した最先端の半導体の多くを台湾積体電路製造(TSMC)に生産委託している。ただ、米規制は米国製の装置を使って作った半導体の輸出を9月から禁じるとしており、TSMCからの調達もこれに該当する。
関係者によると、TSMCは5月の米制裁発表を受け既にファーウェイからの新規受注を停止している。ファーウェイは今後代替ルートを確保できなければ、次世代通信規格「5G」向けスマホなど高級機種を中心に生産に支障が出る。
半導体製造装置は、米国のアプライドマテリアルとかラムリサーチが結構シェアがあるので、デバイスメーカーは、これを使えなくなるとかなり痛いんですね。。
今はメモリの時かもしれません。
とはいえ、しばらくは半導体の需要増が見込まれるので、半導体株が気になっています。
引き続き状況をウォッチしておきたいと思います。