ダウの犬と子犬の顔ぶれ 2020年6月編

ダウの犬と子犬という投資戦略があるのをご存知でしょうか。以前この投資を試して大損したことがあるのでおすすめしませんが、動向をウォッチしておくとたまに面白い発見があります。

前回はこれ

ダウの犬とダウの子犬の定義は以下の通りです。

  • ダウの犬:ダウ平均の銘柄で最も配当利回りが高い10銘柄
  • ダウの子犬:ダウの犬で最も株価が安い(低い)5銘柄

これを年に一回入れ替えていくと儲かるという投資手法です。

ほんまかいな、と思いますよね。私は大損しました。

(GE抜かしたらそこそこだったけど、、)

さらにPPPというのもあって、これが思いのほかリターンがよいことで知られています。

  • PPP:ダウの子犬で二番目に株価が低い銘柄

 

この定義に当てはめてみると、それぞれどの銘柄が該当するのか調べてみました。

2020年6月23日時点 株価/配当利回り

ダウの犬

  1. Exxon Mobil:46.7 / 7.45%
  2. Dow:41.35 / 6.77%
  3. Chevron:91.44 / 5.64%
  4. IBM:119.39 / 5.46%
  5. Phizer:32.77 / 4.64%
  6. Verizon:55.00 / 4.47% 
  7. Walgreens:42.81 / 4.27%
  8. 3M:157.84 / 3.73%
  9. JP Morgan:97.93 / 3.68%
  10. Coca-Cala:45.64  / 3.59%

ダウの子犬

  1. Phizer:32.77 / 4.64%
  2. Dow:41.35 / 6.77%
  3. Walgreens:42.81 / 4.27%
  4. Coca-Cala:45.64  / 3.59%
  5. Exxon Mobil:46.55 / 7.48%

PPP

  1. Dow:41.35 / 6.77%

合ってますかね?

率直な感想は、利回りが高杉晋作ですね。

なんとダウの犬の平均利回りは4.97%です。

 

つまり、私の家賃4万円をダウの犬で賄おうとすると、1,000万円もあれば十分です。

  • 私の棲家=ダウの犬を1,000万円分

これは予想外の展開でした。1,000万円で今の家をゲットしたようなものです。

エクソンモービルに託したらこうなります。

  • 私の棲家=エクソンを644万円分

エクソンを買うか、家を買うか。エクソンの方がいい気がするな。。どうだろう。

こうなったら高配当銘柄で家賃を確保して、あとはVTIとかSPXLとかTECLでもええじゃないか、、という気がしなくもなくもないです。

しかし、VTIの方が長期的に見てリターンがよさそうな気がするので、配当金に惑わされずに引き続きVTIへの投資を継続していきます。

ダウの犬たちが予想以上の高配当になっていることが今回の発見でした。

ダウの犬が儲かるかどうかは分かりませんが、家を買うよりは、ダウの犬を飼った方がいいかもしれません。