跳べば、絶対、すぐにわかる。
ということで、今年の新たな試みとして縄跳びを始めました。
始めた当初はかなり真剣に取り組んでいたのですが、練習をサボっていた時期がありました。
本気で取り組むとダメージが激しすぎて、日課のランニングに支障が出るほどだったからです。
追い込みすぎると立ち上がれなくなります。本当です。
しかし、練習をせずに縄跳びがうまくなるわけがありません。
そこで、メジャーリーグの投手が球数制限をするように、私も跳躍制限をかけて再スタートすることにしました。
目標は、三重跳びを30回跳ぶことです。
今までの自己ベストは14回でした。
しかし、最近はせいぜい10回がベストです。
全然成長していないじゃないかと思われるかもしれませんが、私なりに課題を持って取り組んでいます。
前回自己ベストを出した時は、身体をフルパワーに使って力でねじ込んだ14回でした。
しかし、これでは到底30回まで持ちません。また、身体へのダメージも大きいです。
そこで、持続可能な跳躍を求めて、もっと軽く三重跳びができるよう改善を図っていきました。
練習方法は、超高速二重跳びです。これを最小のパワーで行います。
これを10回を3セット、15回を2セットというトレーニングをしています。
最近分かってきたのは、三重跳びに不可欠なのは縄の高速回転です。
できる限り少ない力で縄を高速回転させる。
そのために縄を回した時のG(重力みたいなもの)が腕や手や指にかかるポイントを探し出す必要があります。
このGをうまく使いこなして縄に効率的に力を伝えるのです。
そうでないと、三重跳びをした時に縄がついてきません。要は空回りします。
二重跳びの際は多少空回りしてもリカバリーできますが、三重跳びではこれが命取りです。必ず失敗します。
さらに、空回りしてコントロールを失った縄は大変危険です。側頭部をかすめたり、後頭部を強打したり、頬を叩かれたり、泣くほど痛い思いをします。
この恐怖とも戦わなければならないのが三重跳びの難しいところです。
しかし、縄跳びから学ぶことは多いです。
できる限り少ない力で、効率的に飛ぶにはどうすればよいのか。
これを突き詰めるのは、我が人生をいかに生きるか、と同じことです。
確かに長時間跳んだり、縄を高速回転をさせるためには、体力や筋力、時にはセンスが必要かもしれません。
しかし、今持っている力を有効活用するだけでも十分を力を発揮することができます。
要は力の使い方。
無駄な力を入れすぎていませんか?
それでは速く、長く、美しく、跳び続けることはできません。
どうすればいいのか。
そのヒントは日々の縄跳びにあります。
みなさんも縄跳びを始めてみてはいかがでしょうか。