「米国株投資家に対する一番の誉め言葉は何か分かるか?」
「『強い』だよ」
株が強く上げています。
ご覧の通り、2018年末にも下落があり、当時はかなり焦っていました。
しかし、2020年3月の下落はその比ではありませんでした。
今回の暴落を取り戻す日がいつかかならず、いやきっと、恐らく、多分、くるでしょう。
今日も素晴らしい天気です。
VTIの年初来最高値と最安値は以下の通りです。
- 最高値:172.56USD
- 最安値:109.49USD
このように、株式投資で一番難しいことは、株を売らないことです。
このブログでも何度も言っていることですが、株を売らないことを実行しつづけないとリターンは得られません。
だから、毎日意識して株を売らないでください。
そして、できた自分を褒めてあげましょう。
今日も株を売らなかった自分、えらい、と。
この積み重ねです。
更に重要なのは、やると決めたことを急落時も粛々と実行できているかどうか。
そもそも株を持っていることさえ難しいし、さらに追加投資をすることはもっと難しい。そんな過酷な状況で自分はどうだったのか。
株を売却して、何もしなかったという人が多かったのではないでしょうか。
やることを決めていれば、株価が下がった時にも追加投資をすることができました。
結局、定期積立がこういう時に威力を発揮するのです。
まさに本に書いてある通りでした。
ということで、株価下落を乗り越える度に、人は強くなり、人に優しくなれます。
やるべきことはただ一つ。
米国株インデックスに手元のお金をつぎ込んで、あとはひたすら売らない。
株式投資にもある種の強さが求められることを学びました。
「長距離選手に対する、一番の褒め言葉がなにかわかるか」
「速い、ですか?」
「いいや。『強い』だよ」と清瀬は言った。「速さだけでは、長い距離を戦いぬくことはできない。天候、コース、レース展開、体調、自分の精神状態。そういういろんな要素を、冷静に分析し、苦しい局面でも粘って体を前に運びつづける。長距離選手に必要なのは、本当の意味での強さだ。俺たちは『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ。
風が強く吹いている P207より引用