最近中国語も少しずつ勉強し始めています。中国政府公認の試験であるHSK6級のコンピュータ版を受験してきたのでレポートを配信します。
IBTはこれが2回目です。
結果はこちら
コンピュータ版のメリットは以下の通りです。
- 試験の10日前まで申込可(満席注意)
- 試験結果は2週間後に確認可
- 会場が事前に選べる
- リスニングがヘッドセット
- 中国語のライティングが圧倒的に楽
今回は前回と席の配置が変わっていて、机が教室の壁と並行して配置されていました。
長机が4辺あり、4人、4人、4人、2人で計14人でした。
7月に受けたペーパー版と8月のIBTの比較です。
- 听力:68→73(+5点)
- 阅读:84→78(-6点)
- 写作:52→70(+18点)
- 総得点:204→221(+17点)
ご覧の通り、写作と呼ばれる作文が20点位上昇しています。
特にめちゃくちゃ勉強したわけではないので、コンピュータにするだけでライティングの得点が飛躍的に上がることが分かりました。そらそうですよね
ちなみに180点が合格となっていますが、180点だとちょっと力不足感は否めません。このため、目標は全て80点以上、合計240点を目指して勉強に取り組んでいます。
今回はどうだったかというと、リスニングは恐らく前回とあまり変わらず、リーディングは前回よりだめで、ライティングは前回よりも少し良い位だと思います。
- 听力:70希望
- 阅读:75希望
- 写作:73希望
ですかね。
今回で3回目なので自分の実力が大体掴めてきました。勉強を効率的に進めるには、自分の弱点を掴むことが大切です。
まぁ全体的にそこそこいいけど、満遍なく向上が求められるという状況ですね。
リスニングは、序盤で話についていけないと厳しいです。
あれ?なんだその単語?なんだ、なんだ、なんだ?となってから、後半に分かっても時既に遅し、みたいなことがよくあります。
選択肢見て「それだったんか、それなら知ってたよ、アミノ酸でしょ」みたいな。
つまり、聴いてすぐに理解できるリスニングの瞬発力のようなものが必要です。
聞いたことがあるけど、、みたいな間があるとアウト。
これはその他の言語でも共通することです。しかし、中国語は四声もあって、似たような音の単語も一杯あるので、より混乱しがちです。このあたりが課題だと思いました。
小手先テクニックとしては、試験が始まる1分前に問題が開示され、それからオープニングテーマが流れるので、これは問題先読みできる格好のチャンスです。
TOEICの先読みテクは世の中に知られていますが、HSK6級IBTの先読みテクを披露するのはこのブログが最初なのではないかと思っております。
問題に目を通しておくと、リスニングの理解が格段に違うのでお勧めです。中国語だとなおさらだと思っています。ちょっとせこいけど。
リーディングは、誤文指摘問題がいつも以上にできなかったのと、読解も難しい単語が結構出てきて、いつも以上にできませんでした。
普通に語彙力不足なので中国語の文章をもっと読まなければならないと思いました。
Kindle Unlimited の中国版やっちゃおうかな。
今回の時間配分
- 第一部分:7分
- 第二部分:10分
- 第三部分:13分
- 第四部分:20分
これでぎりぎりでした。後半はトイレに行きたくなって、試験どころではなくなりました。
最後の要約文は、10分で1000字の物語を読んでそれを35分で400字にまとめます。
今回は、10分で物語文を読んで、トイレに5分行って、30分で要約文をするハンデを背負いました。
しかし、要約自体にはそこまで時間は必要ありませんでした。
なぜならトイレに行っている5分で肝心なストーリーを半分位忘れてしまったからです。
自分の悪い癖は、そこで新しいストーリーを作ってしまうことですが、今回はなんとか堪え、恐らく書いてあっただろう内容だけで構成したつもりです。360字。
この課題は、チャレンジングで面白いです。ストーリーの記憶術も必要だと思いました。次はもっとうまくできるように頑張りたいです。
ということで、やるやると言っていたHSKは、もう既に3回も受験しています。
僕もやる時はやるのです。
勉強はあまりやっていませんが、試験を受けるだけで脳みそに刺激が入るし、それで数日間はモチベーションがキープできます。
こういう感想文をアウトプットしておくと良いとどっかの本に書いてありました。
「勉強してないから受けない」ではなく、「勉強するために試験を受ける」のです。
私の中国語学習日記はまだ始まったばかりです。中国語を学習している方はともにがんばりましょう。そして引き続きお楽しみください。